【セレッソ】神戸戦:クルピのコメントの薄さ。その真意。

セレッソ 1-1 神戸

2021.5.15 @ノエビアスタジアム神戸

Jリーグの日だそうです。そして、思いっきり“ちなみに”なんですが・・・、

5.15は、僕ら夫婦(嫁もセレサポ)の結婚記念日でもあります(笑)狙った訳ではないのですが、サッカー好きな夫婦にとっては覚えやすい記念日になってますw

初っ端から話を逸らしてしまいましたが(苦笑)、そんな日の試合を振り返っていきましょう。

[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]

試合内容

この試合の内容を振り返るにあたり、キーになってくるのは神戸の試合運びのやり方だと思います。だもんで、神戸目線で見て行こうかと思います。

●前半: ボールを持った時に警戒が必要な選手

神戸の特徴といえば、選手の個人能力の高さ。イニエスタや蛍中心に、個人能力の高い選手が揃っているのは周知の事実ですよね。

ただ、前半に関して言えば、個人的には『本当に神戸か?』という位に、選手の能力差にバラつきを感じてました。要は、能力が落ちる選手が意外に多くいるな・・・という印象。

それ故に、セレッソ側から見て、ある特定の選手がボールを持った時は要警戒。その特定の選手は、フェルマーレン・蛍・古橋。それ以外は、大きな警戒せずともOKという感覚でした。

警戒するタイミングが分かるので、ある意味、セレッソは守り易かったんではないかな?という印象。また、前半は、蛍がDFラインに落ち気味にポジション取りしてたので、蛍・フェルマーレンから古橋へのロングパスしか大きな警戒をする必要がなかった印象でしたね。

●古橋vsチア・ダン

ただ、古橋が非常に厄介。ここ、なかなか手を焼いてましたよね。チア・ダンも、苦しめられてた印象でした。

特にチアゴは、来日初めて日本人特有のアジリティ・スピード、 それも日本人トップレベルのそれを感じてたんではないかな?古橋の対応に、四苦八苦してるように見受けてました。Jリーグ特有の忙しいサッカーにも、少し戸惑いが出てきたのかな?という印象もありました。チアゴとしても、踏ん張りどころなのかもしれませんね。

●後半: ボールを持たせてはいけない選手が増えてくるw も、逆に幸運。

後半の途中交代で入ってくる選手が、イニエスタ、ドウグラス、リンコン、アユブ・マシカ(苦笑)なんだ、このメンツw

イニエスタが入って、ボールを失わない安心感からか蛍が前めにポジション取りをして、より怖さがましてきました。そして、ドウグラスが入った時点で、『ここでドウグラスか・・』と感じました。

・・・が、それもつかの間、逆にセレッソ側が助かるような展開に

古橋がサイドハーフに下がってくれたんですよね。そして、古橋の対応に四苦八苦してたチアゴが余裕を持ってプレーし始めてました。そんな中で生まれた、坂元のヘディングシュート!!

はっきりと、神戸の戦術ミスだと感じてました。これは、いける!と思ったのですが・・・

●菊池流帆にやられたね。

最後の最後で失点。ここ、ゴール前のごちゃごちゃよりかは、GKからのゴールキックをチアゴが菊池に競り負けたのが全てだと思います。

コーナーキック、藤田のロングスロー、ほとんどの場面で菊池にクリアされてました。その上で、最後に菊池に起点を作られての失点・・・。

個人的な感想では、この試合は菊池に負けたな・・・な印象しかないですね。

それ以外は、坂元・清武もそこそこボールを持ててたし、そこから陸・丸橋もオーバーラップできていました。絶好とは言わないものの、順位が上の相手に上手く戦えていた印象でした。それだけに勿体ない試合でしたね。

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少し、ダラダラっと試合内容を書いてしまいましたが、本題に移りたいと思います。クルピのコメントについて。

クルピのコメントと言うと、当たり障りのないコメントに終始してる印象ってありますよね?そのコメント内容から、正直、論理的な部分は感じません。その為か、セレサポの中でもクルピの能力を疑う人も多かったりしてる印象です。

ただ、その辺、クルピなりの真意があるというのは個人的には理解しています。でもって、今回の記事は、その内容を持って少しクルピのフォローしてみようかと。

正直に語ると、クルピは個人的には大好きな監督である・・・と言うベースはあります。だもんで、ひいき目が入っているのは自認しますw そこは、ご容赦を(笑)

[土塔えんじ:いったん、CMです]

11年前の試合でのコメント

クルピが試合を評価するコメントをする上で、自身の持つ考え方をただ一度だけ語ったことがあります。

古い話を持ち出しますが(苦笑)それは、11年前の試合のコメントで・・・です。

2010年5月5日 鹿島戦の試合後のコメント

・・・うん、古い。懐かしい(笑)

この試合、香川真司がドルトムントに移籍する少し前で、アドリアーノの1トップで、香川・乾・家長の3シャドーが躍動した試合。香川が左サイドから切れ込んでゴールを奪った試合と言えば、思い出す人も多いのではないでしょうか?

そして、この試合後のクルピはコメントをする上で自身の重要な考え方を話しています。

その内容とは?

そして、その気になる?内容について・・・です。

クルピは、インタヴュアーから、

今週の練習で、「アントラーズの弱点を突く」と話しておられましたが、どういうところだったのでしょうか?

と聞かれます。

クルピは『ちょっと忘れちゃったんですよね(笑)。そんな話をしましたっけ? 』と、得意のおとぼけを入れた後、

(要約)

プロフェショナルのエチケットとして、公言できない。
相手のストロングポイントはお話できても、弱点という部分は、
我々の戦略を明かさないという意味でもお話できない。

https://www.cerezo.jp/matches/2010-05-05/

こう答えています。

調べてみると、オフィシャルサイトにも記録が残ってました。←リンク貼ってますので、興味のある方はご覧ください。

そして、このコメント・・・、深いと思いませんか?

クルピのコメント史上で、個人的に一番感銘を受けたコメントでもあります。だから、11年前の試合の記録も直ぐに引っ張り出せました(笑)本当に、クルピ、すげぇな~と思ったんですよね。

その辺、少し反対例を出して、深掘りしていきます。

戦術を明かす監督のマヌケさ

ここで、クルピのライバル?当時の湘南の監督:反町康治にお出で頂きます。念を押しておきますが、マヌケ・・・とタイトルに書いておいて、反町の登場ですw(反町ファンの方が居られたらゴメンナサイ(苦笑))

反町と言えば、論理的の代名詞と言ったような監督でしたよね。戦力で劣るチームを率いて、戦術論で勝たせるような印象を持っている人も多いと思います。確かに、作り上げるチームはかなり手強かったですよね。

ただ、当時からのセレサポは反町が嫌いだった人は多かったんではないでしょうか?

この辺、何故、嫌っていたのか? 2008~2009年の時は、昇格を争うようなライバルであったし、そういった感情もあるかも知れません。ただ、それ以上に何か嫌っている所ってあったと個人的には感じてました。

それは、恐らく試合後のコメントだったんではないかな?と考えてました。

戦術論を明かす反町

この監督は、試合後のコメントでよく自身の戦術論を語っていたと記憶しています。そして、その内容が非常に長い、ありがたい御高説でw

多分、自己顕示欲が強かったんだと思うのですが、上手くいったことをペラペラ話してた印象です。要は、自慢ですよね(苦笑)

ただ、そんなコメントを残してしまうと、

●相手サポーター目線:

  1.  自分の応援するチームを馬鹿にされている印象を受ける。
  2.  なんや?コイツ?と良い印象は持たない。
  3.  反町を敵視する。

●相手チーム関係者目線:

  1.  上手くいった事(=自チームの弱点)を公に話される。
  2.  ただ、逆にそのチームは弱点の対策を練ることが出来る。
  3.  そうなると、そのチームの次の対戦相手が迷惑する
  4.  次の対戦相手は反町を恨む。 

個人的な視点なので一概には言えないとは思いますが、敵しか生んでませんよね(苦笑)

クルピがエチケットと発言した時、個人的に上の思考が整理されました。そして、思いっきり反町の顔が浮かびました(笑)反町を嫌ってたのですが、その理由がハッキリした所ですね。 

要は、反町のコメントからは悪循環しか生んでない。そして、クルピはそういうコメントしない事をエチケットと呼んでいる。こう理解できました。

だから、クルピは話さない。

クルピと反町を対比して、当時、改めてクルピにほれ込んだ記憶があります。

そして、だからクルピは公に出るコメントでは核心に触れることはしないと理解しました。

そう理解すると、不思議とクルピの当たり障りのないコメントにも裏を読むようになります。そして、『あー、喰えないオヤジやな~』といつも感じさせてくれます(笑)まあ、クルピの思考を読むのに、見ている側が試されている印象すら感じてます。

そして、このエチケットという考え方、選手も見習って欲しい所ではあるな・・・と感じてます。たまに、『ここが空く・・・とスカウティングにあった』とコメントする選手を見かけますが、エチケットがなってないなと(苦笑)

そんな感じで、クルピのコメントについて語ってみました。少しでも、クルピのコメントに対する誤解(?)が解ければ・・・と願っています。

とはいえ・・・

いい加減、スカッと勝ってくれ!!!! www

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