【セレッソ】ここまでのクルピ評価(2021年前半)

J1リーグは、ACL集中開催に伴って(ですよね?w)中断中。

基本的にこのサイトでは試合のレヴューを書いてますが、オフシーズンとかこういう隙間期間は、何となく面白いネタを書こうとしてます。そして、ネタを思案中(笑)

そんな中、いきなりの朗報。

ACLは見れないと思っていたので、試合レヴューを書くのはかなり先やな~とか思ってたら、これは嬉しいですね(笑)DAZN様、ありがとうございます!

ただ、ネタは色々と考えてまして(笑)せっかくなので、今回はありきたり?ですが、ここまでのクルピの評価なんかを。

ちなみに、様々なご意見を頂きました前回の『【セレッソ】フロントへの不信感:ロティーナ退任の理由を改めて考える。』と同じような感じになりそうで、どちらかと言うとクルピ擁護になります(苦笑) 

まあ、揚げ足を取ればナンボでも悪くかけるような成績ですが、あくまで前向きに行きたいな~という所が、このサイトのセレッソ系記事の趣旨ですのでね。その辺は、ご容赦を(笑)

[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]

個人的なここまでのクルピ評価

まずは、単刀直入に行ってみましょう。ここまでの僕のクルピの評価は、

容赦できるところではあるが、納得がいく成績・内容でもない。

と言った所です。先に『クルピ擁護』と書きましたが、さすがに納得はいってないです(苦笑)

その辺を少し、成績面と内容面に分けて深掘りしていきます。

成績面:

消化試合数がチームによってまちまちなので、比較は難しいですが、ここまでの成績で言うと、

●勝ち点 23 (18試合:6勝5分7敗  1試合平均勝ち点:1.27)

で20チーム中の10位。開幕当初に望んだ成績からは、かけ離れたものになってるな・・・な印象。

あくまでフェアに・・・という所で、包み隠さずに書きます。以下の記事で、

僕がロティーナ退任になった要因ではないか?と考察したのが、2020年後半のロティーナの成績でした。その成績は、以下の通りです。

●勝ち点 21 (17試合:6勝3分8敗 1試合平均勝ち点: 1.23) 

比較してみるとお分かりの通り、クルピの2021年前半は、ロティーナ2020年後半と大差ない成績に終わってます。仮に僕のロティーナ退任理由が正しいとすれば、クルピ退任の声がチーム内部から出てもおかしくない成績・・・という事ははっきりと言えると思います。

ただ、成績がよろしくなくても、試合の内容は良かったのか?次に希望が持てる内容だったのか?という所は大事なところですよね。

では、その内容面も見ていきます。ってか、だいたい想像はつきますね・・・w

内容面:

内容を振り返ると、ここも乏しい内容に終始してますよね。

DFラインから縦パス一本でFWに当てて、そこでボールが収まって起点が作れれば、何とかできる。ただ、その縦パスを潰されるとどうも上手くハマらない。シーズン前半は、この繰り返しだった印象でした。

ただ、リーグ戦中断前の仙台戦で、3バックにしてからサイドバック(サイドハーフ)の丸橋・陸が高いポジション取りが出来るようになって、改善は見られます。

先の天皇杯初戦でも同じ3バックを採用。おそらくは、この3バックをベースに戦っていくことになるんだろうというのは、多くのセレサポさんが考えている所だと思います。

ただ、ここまでに費やした試合数は18試合。以前のレヴィ・セレッソを振り返ると、『チーム成熟の為、10試合は我慢。』でした。そこからも、明らかに遅い仕上がり、、、というか現段階で、はっきりと仕上がったと言い切れない所ですし(苦笑)困ったもんですw

そんな所で、僕のクルピのここまでの評価をもう一度。


容赦できるところではあるが、納得がいく成績・内容でもない。

個人的には、『容赦できる』です。

成績・内容共に伴ってなくて、なに容赦しとんのや!という感じでしょうか(苦笑)? でも、やっぱり前向きに行きたいですよね。その辺、もう少し深堀していきます。

[土塔えんじ:いったん、CMです]

実は『我慢の10試合』は経過してない

先にも挙げましたが、クルピのサッカーが浸透するまで『我慢の10試合』というのは、セレサポさんであれば常識レベルの知識ですよね。でもって、これも周知のとおりですが、既にリーグ戦18試合を消化してます。

・・・で、あの試合内容です(笑)当然、納得いかない人も多いですよね。

ただ、個人的には、『我慢の10試合は経過してない』と現段階で考えています。次に、こう考える理由を書いて行こうかと思います。

不可抗力な出来事:3回

今年のセレッソのリーグ戦は、あまりにもイレギュラーな事が起こっていると思ってます。小題の通り、その数は3回。

この3回と言う数は、イコール、

不可抗力によって、クルピがチームを作り替えた回数

という所でもあります。1個1個見ていきましょうか。

0回目: 助っ人外国人の合流遅れで開幕を迎える

まず、チームの始動の段階から躓きます。

日本政府による新型コロナウイルス感染症に関する新規入国制限措置を受け、大きな戦力となるはずだった新外国人選手、チアゴ、タガート、ダン・バン・ラムの3人のチーム合流が大きく遅れました。

ジンヒョンが居るので、ラムちゃんの合流遅れの影響は少なかったと思いますが、チアゴとタガートの合流遅れはかなり痛かったと思います。特に、その後のチアゴの能力、活躍を見るにつけ、本当に入国制限がなければな・・・と感じてました。

合流の見込みが立たないまま、ここでJリーグ開幕。

ただ、西尾の頑張り、そして嘉人の活躍のお陰もあって、逆に躍進するという結果にもなりました。しかしながら・・・

1回目: 原川・坂元の怪我

開幕から好調をキープも、開幕から7試合目:雨の湘南戦で、原川・坂元の怪我。日本代表に選ばれた直後の試合で、その選ばれた2人が怪我。

これ、本当に痛かったですよね。チームの根幹を成していた2人が一度に抜ける。嘉人は5ゴール取りましたが、全て右サイドから。坂元が攻撃の起点になっていたのは間違いのない所でした。そして、原川も復帰した試合を見るにつけ、その能力の高さを伺えますよね。

日本代表が2人、同時に抜ける事態。当然、チームも作り直す必要があるレベルだったのは間違いのない所。

そして更に『泣きっ面に蜂』。

2回目: コロナ・ショック

チームの主力選手が、コロナ感染。そして、濃厚接触者として4人が欠場した開幕から9試合目:Fマリノス戦。

クルピも濃厚接触者として、この試合を含め2試合欠場。1試合ですが、4人欠場して、主力選手もそこから数試合欠場。そして、結果も出ず。こうなってくると、チームのリズムも悪くなりますよね。

そして、3回目のチーム作り替えが起こります。ただし、ここは前向き。

3回目: 新外国人選手の合流。

入国制限を受けてた新外国人選手チアゴ、タガートが出場したのが開幕から13試合目:大阪ダービー。

怪我をしてたという事が判明したダンクレーもこの試合からで、坂元もこの試合が怪我明け最初の試合。原川がまだ欠場中でしたが、新外国人を含めた陣容がようやく揃ったというのがこの試合でした。

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ここまで、(開幕)―7試合経過-(1回目)-2試合経過-(2回目)-4試合経過-(3回目)-5試合経過-(現在)。つまり、10試合を安定したメンバーで戦えたことがないんですよね。

『容赦できる』とした理由

これらの経緯を見て、どう感じますでしょうか?個人的には、今シーズンのセレッソは、あまりにも不可抗力が多い印象を持ってます。その不可抗力から、少なくとも3回はチームを作り替える作業をクルピはしています。

他のチームがどうか?はあまり知りません。ただ、日本代表選手2人が同時に怪我で抜ける・・というのは、今シーズン、他のチームから聞いた事はないです(苦笑)コロナはね・・・お隣とか大変そうですね(苦笑)

最近、クルピは試合後のコメントで『責任は私にある』と頻繁に言うてますよね!?プロの監督ですので言い訳はしないでしょうけど、個人的にそこにクルピの責任は多くないと考えてます。

(責任かどうか?はボヤける・・・という表現が良いかも知れません。)

それでも、結果を出すのが真のプロ監督』という向きもあると思います。そして、既にシーズン折り返しに差し掛かるので悠長なことも言ってられない。当然、これに反論する気はありません。

ただ、個人的には、はっきりとした理由が見えているので『容赦できる』と考えてます。

あくまで前向きに

大阪ダービーを開始と考えると、陣容が揃ってからまだ5試合目なんですよね。先の天皇杯初戦を含めると、後4試合で『我慢の10試合』を経過するという計算をしてます。

ちょうど、このタイミングでACLがあるのは幸運かと、個人的には思ってます。ACLで6試合を戦えます。連戦なので、全て同じメンバーと言う訳にはいかないでしょうが、それでも『我慢の10試合』は経過できるはず。チーム力を高め、そのままリーグ再開を迎えることが出来ます。

その頃には、チームは上向きになっている!!・・・・はずw 知らんけどw そう信じています。

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記事の最後に少しだけ、個人的な思想を言わせてもらいます。このサイトのセレッソ系記事では何度も書いてますが、あくまで前向きに捉えるようにしてます。

言うても当然?ですが、セレッソの結果・内容に対して我慢しているところも不満もあります。それに対して、批判的な記事も書こうと思えば書けます(選手に対しては、かなり厳しく書くこともあります)。批判記事であれば、結果が出なかった場合の心の予防線にもなるんですよね。

ただ、僕の場合はそれを書いてしまった場合、逆の結果、つまりセレッソに良い結果・内容が出た場合に素直に喜べないんですね。どこかで、自分の書いた批判記事が心に引っかかります。それだと、楽しくない。

だから、どうせ書くのであれば、僕はセレッソが良い結果が出た時に『素直に喜べる方を書きたい』と思っています。だから、無理やりでも良い所を拾って前を向くようにしてます。

それで、チームに裏切られる形(良い結果が出なかった)になったとしても、前向きに書いたことに後悔はありません。

・・・ただ、チームに裏切られたら泣きますけどw

こんな趣旨のサイトですが、少しでもご賛同頂ける方は今後ともよろしくお願い致します(ご賛同頂けなくても、よろしくお願い致しますw)。

そして、一緒に泣きま・・・いや、笑いましょう(笑)!!

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