【読書】何もしない時間を作る意義
先日、以下のような記事を書きました。
結構、病んでましたね(苦笑)最近は、少し落ち着いてきてまして読書も行っています。
今回紹介するのは、最近読んで衝撃を受けた本です。自分の行動を変えるのに、とても刺激的な本でした。
何もしない時間を作る
紹介する本は、以下の本です。
長倉顕太 『「やりたいこと」が見つかる時間編集術』
この本、とても良書だと思います。
僕自身、自己啓発本をちょこちょこ読んだりする自信のない人間(苦笑)なのですが、最近の自己啓発本は、偏に『効率』を求めてきます。いかに効率を上げて、自分が行動するサイクルをどれだけ回せられるか?みたいな内容がメイン。言い換えると、『隙間時間』にどれだけ行動に移せるか?みたいな内容です。
また、僕自身は書いてあることを実行しようとする方の人間で、本に書いてあることのいくつかは試してます。ただ、それがなかなか結果に繋がっていかない。それ故か?は分からないですが、暗に自己嫌悪に陥ってました。だから、冒頭のリンクの記事のように、ちょっと病み気味になたのかな?と(苦笑)
この本は、生産性を上げることは勿論重要だが、そこでできた時間に対して効率よく使うのではなく、『何もしない時間も重要だよ!』と訴えてくれてます。
何もしない時間で生まれるモノ
『何もしない時間』は、本当に『何もしない』と言う訳ではないですが、人生において重要な時間であるということを、この本を読めば理解できると思います。
一つだけ、本書の中に書かれている言葉で、とても気に入ったものがあります。それが、
余白を持つことで、
人生を豊かにする。
こういった内容の事が書かれています。この『余白を持つ』ということ、本当に重要なことだな~と痛感しております。
僕自身もそうですが、『効率を求めるあまり、余白が持てなくなり病んでしまう。』こういった方って、今の日本では多いんではないかな?と感じてます。常に、何かに追われている感覚を持ちながら日々を送っている。それは、余白を持てていないから・・・という所をこの言葉から学びました。
この本を読んでから、個人的には、人生を豊かにするという所までは感じられてないですが、余白を持つ意識は高くなっています。その余白で、今はこのブログを書いています(笑)
余白はメンタルにも良い。思い出す長谷部誠の言葉
この本にも書かれていますが、余白はメンタルにも良いとのことです。休息という表現が使われてます。
ここで、以前に僕が読んだ本の事を思い出しました。
#長谷部誠『心を整える。』#読了
— 土塔えんじ@読書垢 (@dotou_eng_book) March 23, 2020
古本屋でめっちゃ安かったので、今更ながら心を整えてみました(笑)
でも、今、僕の置かれてる状況を考えると、このタイミングで読んだことに意味があるように感じました。無になる時間、やっぱり必要ですね。#読書 #読書記録#読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/GTtN2Q69k0
プロサッカー選手:長谷部誠の『心を整える。』 この本で、長谷部選手は、1日の内で『30分、何もしない時間を作る』ということを毎日実践させれているそうです。こうすることで、脳のリセットをする・・・と言うような内容。
これも、恐らくは1つの余白の使い方。テレビやスマホをダラダラ見たりせず、スパッと休憩する。こういう思考って、本当に重要だな~と感じました。それが、今年で38歳になる年齢でも、ブンデスリーガの一線で活躍できる秘訣なんだろうな~と感じてます。
余白の使い方、色々と勉強してみましょう。
行動すること
この本を読んで、以下のようなことを実践していこうと思います。
- 『余白』を生むために、効率的に作業をする。
- 『余白』の使い方を色々と試して、自分にあったものを探す。
- 長谷部選手のような『何もしない時間』を毎日30分取る。
- 月に1冊の小説を読む、または月1本の映画を見る。
3つ目は、メインの紹介本から少し離れますが(苦笑)余白を意識して、行動をしていこうと思います。
読書はかなりする方だと思うのですが、小説はどちらかというと選択肢の優先度が低い感じです。でも、読書をしてて没頭する感覚を味わえるのは小説なような気がしてます。集中できることに余白の時間を使うのも意義があるか?と思ったので、小説は読んでいきたいと思ってます。
また、映画って最近、ほとんど見なくなったんですよね。昔は、レンタルビデオ屋でバイトする位に好きだったのですが、いつ頃から見なくなりました。見なくなった頃の僕の状態からして、『映画を見ている時間が勿体ない』という、効率を求める為の何かしらの強迫観念が芽生えてたからかな?と感じてます。
でも、最近、映画を見るくらいの心の余裕を持ちたいなとも思い直し、今回、挙げてみました。スマホを触っている時間を少しずつでもまとめれば、月に映画の1本くらいは見れますよね(笑)
色々と試して、人生を豊かにしていきたいと思います(笑)
ちなみに、ここまで読んで頂いた内容は、この本に書かれているほんの一部を僕なりに解釈して行動に移す為に書きました。本の全体の内容(特にプロダクティブタイム・アンプロダクティブタイムの詳細は必見)も、かなり面白いのでお勧めです。
最後までお読みいただき、有難うございました。
“【読書】何もしない時間を作る意義” に対して1件のコメントがあります。