【読書】書く人に薦める本
1年前からブログを書き始めて実感していることは、文章を書くことの楽しさ、そして伝える事の難しさ。
そういった楽しさをより大きくして、また難しさに対応するため、僕は本を読んで解決しようとします。そんな読んだ本の中で、お薦めを紹介します。
[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]
読みたいことを、書けばいい。
田中泰延さん著
田中や・・・“ひろのぶ”さんですw
著者は大阪人で、本の中でもひたすらボケてくる。 大阪人のアカン所を全力で出してきている感じです(笑)僕も大阪人なんで、的確?にツッコんでいきます。が、ツッコミ疲れます。そんな感じの読了感w
そんなツッコミが要る本ですが、本の内容にはツッコミどころはなく、書くことへの本質的な部分はとても納得できました。 文章テクニックというより、指南本という感じですね。 書く事って、そういう事なんだね・・・という感じで。ブログを続けていく上で、何か覚悟みたいなものも出来ました。
めっちゃ頑張って書いても、宇多田ヒカルが書く1行のコメントにも100000% 負けますが、1人で自分が楽しめる文章を書きながら、こそこそ頑張っていこうと思います。
ちなみに最近では、Twitter( @hironobutnk)でも何故か?僕をフォローして下さいました。初めての認証マーク付きの人のフォローだったので嬉しく(笑)、Twitter上でもたまにツッコまさせて頂いてます(笑)本でもTwitterでも、全く一緒の行動になってるのが笑えます。
できる人の書き方
樋口裕一さん著
零細ブログですので、読まれている方は少ないと思いますが(苦笑)僕の記事は読みやすいでしょうか?
もし、読みやすいと感じて頂けているのであれば、この本のお陰です。こう書くと、『読み難い』と言われると、著者の樋口さんに大変申し訳なくなるのですが・・・w この本で、文章を書くテクニックの多くを学びました。文章に雑さが出てきたな・・・と言うタイミングで、今でも読み返すことがあります。
この本を手に取ったキッカケは前職時代。ソフトウェア開発の会社に勤めてましたが、この会社ではプログラミング言語以上に日本語で伝える事の重要性を言われ続けました。認識の相違があった場合、どんな場合でも原則、伝える側が悪いと教えられてきました。
そんな環境下、僕はこの本を読んで書く事の練習として、大好きなセレッソの試合観戦記をひたすら書き続けました。そこで、どうすればそれらしく書けるのか?なんとなくのコツも把握できました。
ここで磨いたお蔭で、ビジネスメール・文章の書き方が自信のあるビジネススキルになり、このブログも書くことが楽しく出来ているのだと思います。多くビジネス書を読みましたが、大恩ある本であるのは間違いありません。
[土塔えんじ:いったん、CMです]
あっ!命の授業
ゴルゴ松本さん著
書くという視点では、ちょっと変化球っぽい本の紹介。お笑い芸人:ゴルゴ松本さんの本。この本、行きつけの散髪屋さんに紹介してもらった本です(笑)
漢字の成り立ちを独自の視点で解釈するとても面白い本です。一例、僕の好きな件を紹介させていただきます。
『吐く』の『吐』は、『口』へんに『土』と書く。
『土』を分解すると、十と一、すなわち『プラス・マイナス』と書く。
『口』から『プラス・マイナス』が出るから『吐く』なんだ。
吐いていいんだ。
ただ、そこから『マイナス』を無くすようにしてみよう。
『口』に『プラス』は『叶う』。
そう、『マイナス』を『口』にしなければ夢が『叶う』んだ!
どうです?とても、面白いでしょう(笑)?こういうゴルゴさん自身の解釈が書かれています。
ゴルゴさんのキャラクターは、とても前向き。この本に書かれている解釈もとても前向き。その解釈に、とても前向きな勇気を貰えます。
僕がこの本を読んで書く人に伝えたいことは『言葉の持つ力』。この本に書かれていることは、漢字1文字でも伝わることがあるんだと感じさせられます。エンジニアの端くれなのに、非科学的なことを言いますが、言霊ってのはあるんだと思います。
文章は書く人のキャラも伝わる?
色々な本(文章)を読んでいると、
こういう文章を書く人は、こういう人なんやろな~
というのが見えたりするので楽しいです。初っ端に紹介した田中泰延さんは、本を読んだ後のTwitterで見ていて『あ、本のまんまの人なんやな~』と感じたし、ゴルゴさんはもうそのままでしたし(笑)
そういう意味で、僕自身は、このブログを通じてどういうキャラクターに見られるのだろう? 超・零細ブログですけど(苦笑)、また感想などお聞かせいただければ嬉しいです。