【読書】『「繊細さん」の本』を読んで半年後の世界。実施したHSP対策4つ。

久々の読書記事。実に半年ぶり(苦笑)サボり気味でしたね。

 
 

半年ぶりの読書記事は、その半年前に読み、そして、その後も再読しまくっている本、『「繊細さん」の本』について。読了後、様々な対策を行ってきており、その結果、HSPな僕の世界がどうなっていったか?を今回、書いていきます。

 

[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]

 

「繊細さん」の本

改めて、本の紹介を簡単に。

HSPな著者さんが、HSPな人に向けて、生き辛さを少しでも解消するための対策とかを具体的に書いてくれています。何度も言いますが、本当にHSPさんな人にお勧めな本です。

 
 

ちなみに、半年前に書いた記事は以下です。こちらも参考頂ければと思います。

この記事、僕自身も度々読み返していたりします。あー、最初に読んだ頃、こんな感じ方してたな~な感じで(笑)HSPな僕にとって、本当に素晴らしい本になっています。

 
 

そして、この半年間、何度も読み返して自身の人生に反映させていったつもりです。そして、具体的にどんな感じになっていったか?と言った所を書いていきたいと思います。

 
 

施したHSP対策(1): 眼鏡の視力を落とす。

上の前回記事にも書いたのですが、僕の繊細な部分は『』なんです。視力は相当悪いのですが、視野が広くて色んなモノを見えてしまう・・・と言った感じです。

 
 

そして、この本に書かれている目のいくつかの対策に、

●眼鏡の度を落とす。

●縁の太い眼鏡をかけて「ここだけ見ていればいい」と見る範囲を決める。

が挙げられています。これを読んで・・・眼鏡を新調しました(笑)

購入した眼鏡w

前の眼鏡、調べてみると、度がめちゃめちゃきつかったみたいです。というのも、車の運転をするので、眼鏡は遠くまでよく見えるようにしておきたいという意識が働いていたのですね。

 
 

前の眼鏡では、片方づつでも共に1.2が余裕で見えてました。それを、0.8-0.9位まで落としてみました。

 
 

縁自体は、前の眼鏡も太目の縁だったので、そのまま継続と言う形です。これを変えた結果、いったいどうなったか?

 
 

眼鏡の度を落として、最初は違和感。

最初、眼鏡を交換した当日は、

めちゃめちゃ、楽になった!

と感じました。実際、目に力が入っていたのが抜けた感じがしました。ただ・・・

 
 

その後しばらくしてからは、見え辛くなった部分が気になるというHSP(苦笑)最初は目に入っていた力が抜けてたのに、見えない部分が増えたから、余計に目にグッと力を入れて見え辛い部分を見ようとしてしまう行動が増えました(苦笑)この行動が、疲れを感じてしまう結果に。。。いやぁ参りました、これには(苦笑)

 
 

少し考え方を変えると、眼鏡の度を落とした効果が出てくる。

でも、よくよく考えると、これはHSP対策。

 
 

目の疲れ、肩凝りとかを考えると良くない効果だと思いましたが、『見えるものを必要最低限に抑える(本書より抜粋)』というのが主目的。だから、自分自身で常に心掛けていたのが、

見えなくても大丈夫だよ。

という意識を持つという事でした。

 
 

これを粘り強く自分に言い聞かせていると、次第に慣れていきます。見えない部分は少しづつ気にならなくなりました。また、懸念していた車の運転も特に問題なく、長距離をこなせたりできたので、少しづつ自信も湧いてきました。

 
 

そうなると、目に力を入れる行為も回数が少なくなってきます。少なくなれば、その分、最初に感じていた『度を落として楽になった』という感覚がよみがえってきました。当然、目の疲れ方とかも軽くなります。

 
 

そして、HSP対策と言う視点では、良い意味で諦めが出てきます。

見えないから、もういいや。

こんな感覚。前の記事に書いたのですが、深読みする思考という部分も僕のHSPな部分だな~と感じているのですが、『見えないから、もういいや』となると、深読みする思考もいい感じで止めることが出来ているかな?と感じてます。

 
 

こんな流れで、眼鏡を変えたことで、本当に『無』になる時間が増えたような気がしてます。当然、楽になりますよね。少し時間はかかりましたが、最近はこの対策に効果があると感じてきています。

 
 

施したHSP対策(2): ハラハラする時は目をつむる。

本には書かれてないですが、最初に本書を読んでパッと閃いたのがこの『目をつむる』という対策。 眼鏡の度を落とすという対策と共通するところがありますが、この対策は当初から絶大な効果がありました。

 
 

子どもに対する『目をつむる』

僕の息子は、2020年11月現在で4歳ちょうどです。そして、僕のHSP:『目』×『先読みする思考』は、4歳息子の行動はとても危なっかしく見え、本当にハラハラさせられるのですよね。結果、やはり疲れるんです。

 
 

そんな自分の思考に対して取ったのが、『目をつむる』でした。基本的に、僕が息子と接する時間のほとんどは嫁も一緒に居ます。我が家は、嫁が家事・子育ての中心。だから、その危ないかどうか?の判断は、僕より嫁が優れていると考えました。

 
 

だから、危ないかどうか?の判断は嫁に任せ、僕はハラハラする時は目をつむることにしました(笑)

 
 

これ、嫁には負担をかけてしまうのですが、本当に気持ちが軽減されました。物理的に視界が遮断されますので、本当に何も考えることが出来なくない。でも、それは僕のHSPな部分にはとても効果のあることでした。

 
 

他にも『目をつむる』ことで有効だったこと

子どもに対してもそうですが、同じような感覚で、自分以外の人が運転する車に乗車した時も同じ対策を取ります。人の運転に対しても本当にハラハラしますので、時折、目をつむります。

 
 

ただ、運転する人に対して、失礼にも当たりかねない行動ですよね。運転してる人からして、眠ってるんか!と(苦笑)だから僕は、首・肩を軽く回し『肩・首が凝ってて、ほぐしてます』アピールをしながら目をつむります。目をつむってても不自然じゃないでしょ(笑)!?

 
 

これもね、かなりの効果があります。『目をつむる』。目が敏感な人に、超お勧めです。場面場面で条件(僕の場合、上記の嫁に任せる/首・肩を回す)を整理してしまえば、色々な所で使えるかと思います。

 
 

施したHSP対策(3): 苦手な相手と境界線を引く。

僕自身、人間関係のお付き合いは得意な方ではありません。特に、最初に苦手と感じてしまうと、その相手と接するたびに疲れてしまいます。

 
 

そんな中、職場にはやはり苦手な人間は居ます。そして、恐らくですが僕が感じる不調の大きな要因にもなっています。

 
 

本書では、

  • 相手をテレビの向こうにいると思う。
  • 相手との間に、物理的にモノを置く。

というような対策が書かれています。僕は、後者の方を取りました。・・・と、どこか『意識的に対策を取った』感じで書きましたが、実はたまたま、偶然の産物です(笑)

 
 

僕が所属する会社でも、コロナ禍で『リモートワーク』が始まったのですね。これで、必然的に苦手な相手と物理的に離れる事が出来ました。

 
 

本当にたまたまだったのですが、苦手な相手と距離を取れると、こんなに楽になれるのか!と思いました。コロナは歓迎できないですが、リモートワークは最高ですね(笑)コロナ禍が無くなっても、リモートワークは無くさないで欲しいです(笑)

 
 

施したHSP対策(4): 嫁に話す。

つい先日、『「繊細さん」の本』が人気番組『ワイドナショー』に取り上げられたのですね。

 

[土塔えんじ:いったん、CMです]

 

子どもが産まれてからは子育てに追われる毎日で、我が家はテレビをほとんど見なくなりました。ただ、家族が好きな番組は毎週録画しています。『ワイドナショー』はその1つ。そこで題材としてこの本が取り上げられたのを一緒に見て、HSPについて嫁と話をする機会を得ました。

 
 

嫁はどちらかと言うと、非・繊細さんの部類(実際、本のテストでも非・繊細さん) 。ただ、人付き合いの部分では、かなり繊細さんだと思います。そんな嫁が『ワイドナショー』を見た感想、『そういう繊細さんと付き合ってて、私の行動でしんどい思いをさせてなかったか?が不安』という風に言ってくれました。

 
 

こういうHSPと言われる人が居る、そして旦那の僕がそれ。それを理解してもらえたのが、かなり大きな進歩と感じました。僕は嫁に『こういう場合がとても疲れる』という所を話せてとても気が楽になりましたし、嫁もザっとですが『「繊細さん」の本』を読んでHSPを理解しようとしてくれました。

 
 

だからこそ、対策(2)の子供の行動に対して『目をつむる』ということもできるようになったのもあるんですよね。本書にも書かれていますが、人に話せること、一番、身近にいる人にHSPだということを話せるという効果は、精神的にかなり大きいです。

 
 

改めて、HSPな人に読んで欲しい良書

改めて書きますが、HSPな人に読んで欲しい良書です。そして、行動に移して欲しいです。半年間ですが上記の対策を行ってきて、僕自身の世界観が本当に変わってきています。

 
 

逆に言うと、HSPでない人にも読んで貰いたい1冊ではあるのかな?と思います。対策(4)で僕が嫁に話せたように、僕らがどういう感覚で苦しむのか?を理解してもらえるのではないかと思えるからです。少しおこがましい考え方とは思いますが(苦笑)

 
 

著者の武田友紀さんに、改めて感謝をしたいかなと思います。

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