【セレッソ】柏戦:丸橋VAR時に一番冷静だった選手は?
セレッソ 2-0 柏レイソル
@ヤンマースタジアム長居 2021年2月27日
明けましておめでとうございます(笑)!今年もよろしくお願いします。開幕戦のレビューは、ちょっとしたお約束な一文から始めてみました(笑)
セレッソ大阪、レヴィー体制でこの上ない勝利!でしたね。何より、加入決定から色々物議をかもした嘉人が点を取って、というよりかはまだまだ健在のプレーを見せて一安心させてくれました。
色々と見どころも多かった試合、内容を簡単に振り返ります。
[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]
試合内容:
●丸橋のVARゴール取り消し(笑)
試合会場で笑いが漏れたという丸橋のVARゴール取り消し、僕はDazn観戦でしたが、Dazn観戦でもしっかり笑いが伝わってました(笑)明らか過ぎましたよね。
●柏DFの退場
嘉人の抜けだしで、手をかけた柏DFが退場。言うと、嘉人が上手かったですね。ちなみに、嘉人にパスを出したのは丸橋。丸橋VARw後のプレーだったので、ゴール取り消しのフォローをしっかりとしてくれた形となりました(笑)
●嘉人のゴール!!!
もう、感動!!!本当に、役者が過ぎるな~な印象でした。このゴール、これ以外にも、色んな選手が良かったので、ざっと書いていきます。
このゴールをアシストした陸にパスを出したのが、坂元。陸にパスを出す前に、シュートかパスか分かりませんが、ゴール方向に向かってプレーを仕掛けてるんですよね。それ故に、陸をマークしてた柏のSBが、CBとの距離を絞る形で坂元に引き付けられて、陸が完全にフリーになりました。
また、坂元のシュートかパスをブロックしたCB(お久しぶりの染谷でしたね)が坂元に引き付けられたので、陸のクロスをクリアできるポジション取りが出来なかった。一連の流れは、全て坂元の仕掛けから。ゴール方向に仕掛けるプレーは本当に重要だと、思わされました。
また、その坂元にパスを入れた原川もかなり秀逸な判断でした。その直前に坂元をマークしてた柏18番が、原川にボールが回った位で坂元のマークを外したんですよね。その一瞬を見逃さずに入れたあの縦パスは、しびれました。原川の縦パスから、柏のマークが全部ズレ始めてるんですよね。
そして、このゴールシーンでまったく話題に上がりませんが、清武の動きも個人的にはかなり好きなプレー。陸と坂元の崩しが右サイドで行われてましたが、その反対の左サイドで清武はずっと最前線に入ったり、いったん落ちたりを繰り返して、相手のマークをズラそうとする動きをしてます。そして、クロスが入るタイミングではみんなと少しずれて入ってこぼれ球を狙ている。
ちなみに、前半の豊川の惜しかったボレーシュートの時も、清武は豊川の外に走りこんでこぼれ球を狙ってます。こういうプレーって目立ちませんが、本当に重要なプレーだと思います。いつ、ボールがこぼれてきてもフォローできるようなイメージ。
このゴールシーンの一連の上がれ、全部、Daznのハイライト映像に納まっている内容です。見逃された方は、是非!
●坂元のゴール!!!
最初の得点シーンでも取り上げましたが、積極性を出す坂元はかなり期待できるな~とか思ってたのですが、その坂元のゴール!!!坂元も、加藤がポスト直撃のシュートを打った時点で、ゴール前には居なかったんですよね。試合終盤で、かなり長い距離を走って報われた感が良かったな~。
ここは、奧埜のプレーが光りましたね。加藤のヘディングからの浮き球を、ゴール前で相手を背負って誰もいないところへ落とす。誰かが突っ込んできてくれ!というギャンブルなプレーに感じましたが、柏DF、GKとみんな虚を突かれてた印象でした。それも、チーム全体が『前への意識』が強いから出来るプレーなんだろうなと思います。
●西尾の評価
西尾も上々の滑り出し。U-23の経験とはいえ、J3リーグ。相手には元代表選手とかもいるようなリーグ。やっぱりバカにならないですよね。
ただ、僕はそのU-23を見てきてたので、もうちょっと出来るでしょ!?という印象。そういう意味合いで、個人的には評価は据え置き。相手が1枚減って助かった面もあると感じましたし、ボールを持った時のプレースピードが遅い印象でした。U23では、えぐい縦パス通してたりしてたので、もっと前への積極性を持ってもらいたい。多分、ダンクレーの前への意識はもっと凄いと思うので、負けて欲しくないですね。
まあでも、デビュー戦が開幕戦とか緊張しますわな。次のチャンス、次節なのかそれともまだまだ先なのか?は分かりませんが、注目しておきます。
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簡単と言いつつ、結構、長々と振り返ってしまった(苦笑)それだけ、嬉しい勝利だったな~という印象でしたし、色々と凝縮した内容だったなと。そんな所で、本題の丸橋VARの時に冷静だった選手を紹介します。
冷静だった選手、それは・・・
いきなり答えを書きましょう。丸橋VARゴール取り消し時に一番、冷静だったのは、
奧埜
でした(笑)その辺を紹介していきます。
[土塔えんじ:いったん、CMです]
また、Daznのハイライトの登場。このシーンで、奧埜を追ってみてください。ちなみに、坂元からのCKを最初にヘディングしたのが奧埜です。
奧埜と一連の流れのプレー。
- 奧埜:ヘディングシュート
- 丸橋:ハンドw
- 奧埜:右足でフリック → ボレー
- ゴチャついた中で、歩夢押し込む。
- 柏:ハンドアピール
こんな流れです。そして、その後の奧埜の行動が面白い。
- 奧埜:主審を見る
- 奧埜:副審を見る。
- 奧埜:上を見上げて頭を抱えるw
- 歩夢:喜びながら、奧埜の脇を通り抜ける。
- 奧埜:一応、みんなの輪の中に入ろうとする。
このシーン、僕は何故か、奧埜の頭を抱えるのが一番最初に目に入ったのですね。だから、多分、奧埜は丸橋(リアルタイム時では誰か?までは僕は分かりませんでしたが)のハンドを見えていたんだろうと感じました。ハンドと気づいている中、フリックしてボレー打って!と考えると、ちょっと笑えて来ませんか(笑)?
そして、その後も、一応みんなの輪の中に入ろうとするのですが、上のハイライトでは奧埜の姿は見当たりません。奧埜は、歓喜の輪の中には入ってきませんでした。そら、取り消される可能性が高いのを分かっていれば当然ですよね。反対の意味で、丸橋が輪に入っているのがまた笑えます(笑)
ここからは、Daznのフルタイム版でしか見られないですが、奧埜は歓喜の輪の中には入っていませんが、一応、輪の近くにまでは来てます。そして、輪が解けた瞬間、ゴールを決めた歩夢を祝福するのではなく、丸橋に確認しにいっている様子が一瞬だけ映ります(笑)ここで、奧埜は丸橋のハンドが見えていたというのは確信しました(笑)
ハンドと分かっていてもプレーを継続させて、ゴールはないだろう・・・と思い、そしてしっかりと犯人に確認しに行く。冷静ですよね(笑)
運動量の多い選手ですが、闘志むき出しと言う訳でなく冷静沈着。やはり、頼もしい選手だな~と改めて思いました(笑)ロティーナ政権下でも大いに活躍しましたが、クルピの下でも輝いて欲しいな~と思います。
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