【セレッソ】2021年:ここまでの選手加入動向の雑感

今年のストーブリーグを賑わせている我がセレッソ大阪(苦笑)シーズン終了後のクルピ復帰から始まり、クリスマス・イヴに曜一朗・木本の人気2選手の退団で悲観に暮れ、その後、続々と加入選手が決まり。

そんな感じで、セレサポの皆様は浮き沈みの激しい年末年始だったのではないでしょうか?Twitter (@dotou_eng_crz)でも、その様子はうかがっておりますが、若干(かなり?)荒れ気味(苦笑)

そして、2021年1月9日、大久保嘉人・復帰加入が発表されて・・・(苦笑)

ただ、良くも悪くもこの嘉人の加入で、2021年セレッソの陣容が決まってきた印象はあります。そんな激動の2021年の選手加入動向について、個人的に雑感としてまとめたいと思います。

[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]

冷静に見て、いい感じの補強具合

Twitterでセレサポのツイートを見ていますと、ロティーナ解任に端を発した感じで大荒れ模様(苦笑)でも、その旨、着々と補強は進んでいっています。

正直、かなりいい感じの補強なんではないかな?という気がしてます。嘉人の加入で色々と色が薄まっている感じがありますが(苦笑)目玉はやはり原川力なんでしょう。よく来てくれたな~というレベルの選手。対戦相手で、何度も嫌な思いをした記憶があります。

その他、日本代表選出経験もある進藤も、木本が抜けた穴を埋めてくれる期待ができます。また、鳥海、新井、加藤は、前所属チームの千葉・新潟・金沢の多くのサポーターから、とても愛あるツイートで送り出されているのを見ました。奧埜・坂元なんかもそうでしたが、移籍してもサポーターから快く送り出される選手は必ず活躍してくれるという期待感があります。

そして、忘れてならないのが、中島元彦の帰還。賛否のあるクルピ就任ですが、クルピがどう元彦を見るのか?という部分が、個人的に楽しみで仕方ないですね。サポーター的に、一番、ブレークを期待する選手。是非、香川・乾・拓実のような存在感を出して欲しいと願います。

ザックリとした雑感はこんな感じです。かなり批判されているヒゲカジさんですが、仕事はきっちりしてるな~な感じです。そんな所をもう少し、深く見ていきます。

既存選手と加入選手の年齢バランス

前年度のセレッソは、スタメン平均年齢が、神戸に次いで2番目に高齢でした。巷で、セレッソの若返りが課題ということは言われています。なので、個人的にも年齢は気にはなっていました

でもって、加入選手の年齢を見ていくと、以下のようなかんじです(2021年に到達する年齢)。

  • 大久保 39歳
  • 松井 36歳
  • 松田力 30歳
  • 原川・為田・タガート 28歳
  • 鳥海 26歳
  • 新井・進藤 25歳
  • 加藤 24歳
  • 松本 23歳
  • 中島 22歳

嘉人がいるせいで、結構、振れ幅が大きいですね(苦笑)若手育成を打ち出した時点で、20代前半選手を拾うのかな?という気がしていましたが、意外にも25歳~28歳くらいの選手が中心。

この辺、疑問に感じるサポーターも多かったと思います。僕自身も疑問に思っていました。で、少し整理してみました。そうすると、意外と腑に落ちる加入選手の年齢構成だな~と感じる結果になりました。

面倒くさがりには珍しく(苦笑)、一覧表なんかを作ってみました。

年齢のバランス一覧表

作ったのは、2021年1月9日時点のモノです。既存選手と加入選手と退団選手とを分けてます。(抜けがあったらゴメンナサイ)

嘉人のせいで、縦長過ぎw

この表を眺めてみると、サッカー選手で働き盛りともいえる22~28歳位の選手が、既存の選手層ではごっそり抜けてるのですよね。 ちなみに、赤文字は昨年の最終節鹿島戦のスタメンで水色文字がサブの選手ですが、明らかに30歳以上の選手が中心で、坂元・瀬古が頑張って平均年齢を下げている形。

思っている以上に、高齢化、年齢バランスを悪くしていたということが分かります。そして、そのごっそり抜けている年齢層を今年の新加入選手でフォローしているということも。

この年齢層のバランスの悪さ、若手育成云々以前の大問題だったかも?と、個人的には戦々恐々となりました(苦笑)本当に、今年の加入選手の貢献次第で、今後のセレッソの運命が大きく変わるような気がしています。

そんな感じで、とても納得のいく補強選手の年齢層だと感じております。

かなり心強い、松井謙弥の加入。

そして、個人的にとても評価しているのが松井謙弥の加入です。これ、非常に大きいと思います。

[土塔えんじ:いったん、CMです]

松井謙弥と言えば、セレサポでもお馴染み。松井の特徴で、パッと以下のことが思い浮かぶと思います。

  • 明るいキャラクターで、ムードメーカーになってくれる。
  • ジンヒョンのフォローができる。
  • サブGKとして、十分の能力がある(2020年度、J2で21試合スタメン出場)
  • クルピのやり方を把握している。

これだけでも、十分、再加入の意味は大きい。4度目のクルピ登板ですが、前クルピ体制を知る選手は、既にジンヒョン・清武・丸橋の3人のみ。クルピを知らない選手のフォロー役としても期待できるのでは?と考えます。

そして、もう1点。とても、大きな役割を果たしてくれるのでは?と感じている所があります。それが、

大久保嘉人と他選手との橋渡し

批判も多くありますが、セレッソに加入してくれた以上、嘉人にも当然戦力として個人的には期待しています。大いに活躍してもらいたいと思っています。

ただ、嘉人はチームメイトとの衝突を恐れない選手。所謂、チームにとって劇薬にもなりかねない選手であることは周知の事実かと思います。特に若手選手にとっては、刺激が強すぎることにもなりかねない。

そんな時に、松井謙弥の出番!!!(笑)実は、松井は2015年のフロンターレ時代に嘉人とチームメイトなんですよね。今は動いていない(?)松井謙弥オフィシャルブログによると、一緒に風呂も入ってます(笑)

嘉人とは接点があって、年齢的にも1番近い存在。前クルピ体制では、嘉人より年上の播戸とも仲良くしてましたし(笑)播戸より年齢の近い嘉人のフォロー役にも、嘉人と他の選手の橋渡し役にもなってくれるのでは?と期待しています。逆に言えば、嘉人がチームに溶け込めるか?も松井謙弥にかかっているような気がしてます。

本当に多くの色んな意味で、松井謙弥の加入に唸らされたな~。この人以外に考えられない!と感じさせられた移籍でした。クルピを起用したから・・・嘉人を獲得したから・・・と色々注文はつきますけどね(苦笑)

後はヨニッチ。そして、期待を持ちます。

後は、ヨニッチの更新が来ればほぼ陣容はそろったという事になりますでしょうか。もう一人、外国人選手の噂もありますが、戦力的には、ある程度、戦えるのでは?という思いがあります。

悲観的、あるいは批判的にみているセレサポさんも多いと感じます。気持ちは分かります。が、前述の僕自身の考察ではありますが、セレッソ強化部もちゃんと仕事しているな・・・と考えております。強化部をフォローする意味合いではありませんが、雑感をまとめる上でそういう結論に達しました。

今シーズン、応援することは元より、期待も持とう!と思ってます。

【セレッソ】2021年:ここまでの選手加入動向の雑感” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です