【セレッソ】レンタル組に期待する数字

先月は色々と忙しくて、セレッソの試合を見れなかったり、試合途中からしか見れなかったりでレポートを上げませんでした。ホームの川崎戦敗戦後、若干、気落ちした感もありましたしね(苦笑)

 
 

そんな空気感も影響してか、チーム状態も一進一退でした。2位の座もGさんに明け渡してしまった今、残りの試合、全力でサポートしてきたいかと思います。

 
 

で、今回の記事は少し視点を変えてみて、書いてみたいかと思います。タイトルにあるように、レンタル組の話をしてみたいかと思います。

 

[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]

 

現在のレンタル中の選手たち

現在のセレッソから他チームへレンタル移籍している選手は、以下の通り。

  • 福満 隆貴 (→ J2:アビスパ福岡)
  • 澤上 竜二 (→ J3:FC今治)
  • 中島 元彦 (→ J2:アルビレックス新潟)
  • 舩木 翔  (→ J2:ジュビロ磐田)
  • 山内 寛史 (→ J2:モンテディオ山形)
  • 山根 永遠 (→ J2:ツエーゲン金沢)
  • 山田 寛人 (→ J1:ベガルタ仙台)
  • 森下 怜哉 (→ J2:松本山雅FC)
  • 庄司 朋乃也(→ J2:V・ファーレン長崎)
  • 安藤 瑞季 (→ J2:町田ゼルビア)
  • 前川 大河 (→ J2:モンテディオ山形)

セレッソ公式サイトより。

他チームのことをよく知りませんが、かなり多い印象ですよね。11人、GKはいませんが1チーム分の選手数が修行に出ています。

 
 

そして気になるのは、この中で、いったい、何人の選手が戻ってくるのか?そして、

何人の選手が、来年の戦力になるのか?

と言う所。あくまで『来年の戦力になる』という基準で検討してみたいと思います。

 
 

現在のセレッソの選手はレベルが高い。

2020年11月9日現在、セレッソはJ1リーグ4位。4位と言えど、2位争いをしている状態です。

 
 

その数字から見ても分かると思うのですが、現在のセレッソのトップチームの選手達は、ひいき目なしにかなりレベルが高い。代表監督の思考1つで、サラッと日本代表に入ってもおかしくない選手がひしめき合ってるかと思います。

 
 

そんなチーム状況の中、レンタル組の選手たちは、

その選手層に弾かれてしまった選手である

という位置づけのはず。少なくとも、レンタル移籍が決まった段階では。そして、レンタル移籍で経験を積んで、どこまでそのレベル差を埋められるか?その辺りが勝負になってくるはずです。

 
 

言い換えれば、来年のセレッソで活躍するにどんな数字を出せばよいのか?そういった所が注目になるかな?と思います。

 
 

分かり易い例がセレッソに居る。

レンタル移籍中の選手が、どんな数字を出せば、セレッソの選手層に割って入れるか?を考える上で、とても分かり易い例があります。

 
 

それは・・・

坂元 達裕

 
 

昨年、J2での活躍が認められて、J1:セレッソに移籍。ここまで、右サイドハーフのレギュラーをがっちり確保して、多くのメディアに代表候補の有力選手として名を連ねるまでになりました。

 
 

レンタル組の多くは、J2チームへの移籍。そこでどれだけのパフォーマンスを出せば良いのか?が目安になってくるのですが、

2019年のモンテディオ時代の

坂元達裕ぐらいの活躍が必要。

これが分かり易い目安ですよね。そういう意味で、坂元の昨年の活躍を振り返ることにします。

 
 

昨年の坂元の成績

昨年の坂元の成績は以下です。

リーグ全42試合出場 

7得点 3アシスト

https://www.football-lab.jp/yama/ranking/?year=2019

昨年に山形の試合を見たことがなかったので、実際の印象論としては語れないですが、ルーキーイヤーでのこの成績は素晴らしいですね。7得点3アシストは数字的には少ないような印象も受けますが、全42試合に出場しているのが、少なくともチームのエース格であったことが伺えます。

 
 

そして、山形は年間6位でプレーオフ進出。上位争いの中、ルーキーでこの数字を出している訳です。この坂元の記録を考慮して、現在のセレッソレンタル組については、

  • 出場試合数の多さ
  • 得点/アシストの数
  • 上位争いするチームのエース級の選手になる

こういった所で、坂元クラスの活躍を期待したいかな?と思います。

 
 

期待すべきは、やはり・・・

坂元の数字を出したところで、期待するレンタル組を2名挙げてみます。

 
 

中島 元彦

期待はやはり中島元彦になるのかな?と思います。

  • 新潟: 2020年11月9日時点で4位。
  • 移籍後、ほとんどの試合で出場(25試合)。その多くは、スタメン。
  • 4ゴール 1アシスト。

個人的に多くはありませんが、新潟の試合は見れるときは見てます。そして、試合結果等、彼の数字は常に追っています。

 
 

新潟サポーターからも買い取りの声が上がってるくらい、活躍をしているようですね。この先、どれだけ数字を上げていくのか?が楽しみです。そして、レンタル組で来年にセレッソ復帰して活躍する1番手かと思います。

 
 

安藤 瑞季

安藤もまた、頑張っているかと思います。

  • 町田: 2020年11月9日時点で16位。
  • 移籍後、ほとんどの試合で出場(28試合)。その多くは、スタメン。
  • 4ゴール 3アシスト。

夏ごろに何試合か見ましたが、かなり引いて守るチームの1トップで体を張りまくってました(笑) チームの順位的に少し苦戦をしていますが、安藤自身は着実に数字を伸ばしているのかな?と思います。

 
 

怪我の情報が気になる所ですが、少しでも安藤の活躍で順位を上げて行って欲しいところですかね。

 
 

他の選手も頑張って欲しいが・・・

上に挙げた中島、安藤以外の全選手に期待はしています。それぞれの個人的な見解を書いてみます。

 
 

前川大河庄司朋乃也は本当に踏ん張りどころ。昨年、それぞれJ2:福岡、J1:大分からのレンタルバックも、今年はトップにほとんど絡めずでしたからね。現状、坂元とは逆の意味で悪い指標になってしまってます。今回の再レンタルで、その評価を覆して欲しい。特に、庄司はJ2の昇格争いしているチームからオファーが来たわけですからね。大きなチャンスです。

 
 

山田寛人は、レンタル組で唯一のJ1チームへのレンタル。当然のこと、期待の選手ではあることに間違いないのです。ですが、J1最下位の仙台で11試合1得点(2020年11月9日現在)。J1最下位のチームで試合に絡みきれていないのに、J1上位チームに戻って試合に絡めるか?と言った所かな?と思ってます。ここからの奮起に期待したいですけどね。

 
 

舩木翔は、試合機会を得るのに苦労してますね。森下怜哉も試合数はこなせてますが、チームを上位に上げることが出来ずにいる印象。山根永遠も、昨年の活躍から今年は期待してたのですが、今年の前半はほとんど出場なし。

 
 

福満、澤上、山内の年長トリオは・・・厳しいですかね。

 
 

セレッソの試合と合わせて注目。

そんな感じで、現在のレンタル組の個人的な見解をまとめてみました。ただ、サッカーは11人でするスポーツ。その中で、セレッソ所属選手が2種登録含めて、2020年11月9日現在で48人。そして、レンタル組11人。

 
 

単純計算で、所属選手5-6人の内1人しか試合に出られない訳で。セレッソだけを振り返ると、とても狭き門なんですよね。

※余談:少し前に書いた記事ですが、こういう視点で考えると、鈴木冬一の決断(僕の想像)って本当に凄いなと思います。

 
 

本当に、熾烈な争いです。リーグ戦の他チームとの闘いは勿論のこと、チーム内の争いにも注目していきましょう。

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