【セレッソ】『うちわ』で思い出す伝説の試合

下の『うちわ』の写真を見て、『おーー!!』となったセレサポさんは居ますでしょうか?

若かりし頃のモリシ

昨年末に大掃除をしていた時に見つけたモノですが、とても懐かしい気持ちに浸ってしまいました。当然、掃除する手が止まりました(苦笑)こんなモノが残っていたのか!と。

これは、とある試合の来場者に配られた、当時スポンサーだった『タマノイ酢』のスポーツドリンクを宣伝するためのうちわです。写真のモリシも若い(笑)!!そして、その試合が、セレッソにとっても伝説になった試合でもありました

今現在はオフシーズンですし、もしお時間があるようでしたら、少しこの『うちわ』にまつわる思い出話にでもお付き合い下さい。

[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]

2001年7月14日 vs柏レイソル戦

伝説となった試合、いきなり正解を書きますと、この試合は上記の通り2001年7月14日の柏レイソル戦になります。

これを書くと、この試合がどういった意味で伝説になったか?というところまで、勘の良いセレサポさんは気付くかも知れません。では、実際、どんな試合結果だったか?を当時のイヤーブックより抜粋していきます。

試合結果

試合結果は、以下のような感じでした。

試合結果

モリシ筆頭に、西谷や田坂、ユンさんとか懐かしい名前が並びます。その2年前にセレッソで得点王をとったファンさんの名前がレイソルに居たり。

そして、この試合、ご覧の通りセレッソが勝ってます!!そして、注目してほしいのは、セレッソの得点者です。

真中の夜

そう、この試合、真中が3分間でハットトリックした試合なんですよね。当時からのセレサポさんで、この試合を見た方は鮮明・鮮烈に記憶に残っているのではないでしょうか?僕は、今でもその時の興奮が蘇らせることができます(笑)

ちなみに、このイヤーブックでは試合の写真も載っています。

ユンさんも若い。

興奮冷めやらぬ感じが伝わります。

そして、かなり懐かしい人も。

背番号1/2 山下真妃さん

最近、セレサポになった人には分からないであろう、山下真妃さん。今でいう、池田愛恵里さんみたいなポジション、そして、スタジアムDJ:西川君の役割も果たしていたという方で、当時のセレサポにとって絶大な人気がありました。(ちなみに、山下真妃さんの背番号1/2は、チームとサポーターの間に立つという意味。

その山下真妃さんが首筋を立てた笑顔で叫んでいる(笑)その興奮っぷりが伝わる、とてつもない試合だった!という事がよくわかると思います。

そして、冒頭で紹介した『うちわ』は、そんな大興奮だった試合で、来場者に配られたモノなんです。

飛び交う『うちわ』

その『うちわ』ですけど、写真からも分かるかと思いますが、少し厚い紙ですがペラペラなもの。言ってしまえば、『この試合だけ使えて、宣伝が出来れば良い』的な造りですよね。だもんで、そこまで重宝されるような代物ではありません。

それ故、真中の2点目くらいから、興奮したセレサポがフリースビー的に投げまくってました(苦笑)それこそ、横綱が負けた時の大相撲の座布団のように(笑) この『うちわ』がスタジアムで飛び交っている光景は、今でも忘れられません。

ちなみに、僕も3点目が入った時に投げました(苦笑)普段、どちらかというと冷静に試合を見る方ですし、更にはしてはいけない・良くないこととは思いつつ、興奮のあまりに投げ飛ばしてました(笑)

ですので、この手元にある『うちわ』は、厳密には僕の所有物ではなく、同じセレサポの嫁の所有物です(苦笑)僕と同じく、投げ飛ばしたセレサポさんも多いと思いますので、この『うちわ』はかなり貴重なモノなのでは?と思っていたりします(笑)

スタジアムDJ 西川くんの初陣がこの試合

最近に知ったことですが、セレッソが誇るスタジアムDJ:西川くんは、この伝説の試合が初陣だったそうです。

[土塔えんじ:いったん、CMです]

先に紹介しました前任の山下真妃さんが、スタジアムDJを辞められることが決まっていて、チームが数人の後任候補を選出。その候補者(西川くん含む)に別々の試合をテスト的に担当させて、その中から決める・・・というようなことだったようです。

そして、西川くんが担当したのが、たまたまこのレイソル戦だったとのことです。

そして、そんな試合で真中の3分ハットトリック(笑)勢いのままに叫んで、それが好評だったこともあり、スタジアムDJに採用されたんだとか(JCOMのセレッソ番組:ぞっこんセレッソで語られてました)。

もし、西川くんが別の試合を担当していて、別の候補者がこの試合を担当していたら、もしかしたら今のスタジアムの雰囲気はなかったかも知れない・・・そう考えると、少し運命めいたものも感じますよね。この試合にまつわる、印象深いエピソードだな~と思いました。

2001年を振り返り、2021年を鑑みる

最後に、この年のセレッソを振り返ります。ちょうど、20年前なんですね。

この伝説の試合の時点で、セレッソは下位に低迷してました。この試合が起爆剤となって上昇気流に乗りたい所でしたが、それも叶わず。最終的な結果は、J2降格。当時のセレッソ史上最大の汚点、前年の優勝争い(前期だけですが)からこの結果だったので、ジェットコースターチームと呼ばれだしたのもこの年からだったんだと思います。

この年、個人的には、J2降格以上に悲しかったのがチームのゴタゴタ感を思いっきり露呈していたこと。

  • 監督交代が2回
  • 外国人の入れ替え、数度

当時、僕自身も若かったのもあって、サポーターとして本当に惨めに思うことが多かったですね(苦笑)外国人なんて、リーグ後半では1、2試合で解雇とか平然と行われてましたし、偽ワシントンとか、ケロケロとか、いったいなんやってん!(昔からのセレサポさんにしか分からないようなネタですよねw 偽ワシントンは個人的に良かったは思うのですが(苦笑))

翻って、チームのゴタゴタ感の露呈・・・20年経った今年、なんか多いですよね(苦笑)

ただ、個人的には、2001年の時の方が酷かったな~という印象は持ってます。いや、2001年があったから、今回のゴタゴタ感がマシに見えているのかな(苦笑)?

正直ベースで語ると、セレッソ内部の政治的なモノは特に興味がないのですが、セレサポ含め色んな人の思惑が多く絡んで、混沌としている印象は受けてます(苦笑)こういう色んな思考が出てきてしまうので、オフシーズンって嫌ですよね。

個人的にあまり深く考えず、 例年通りサッカーの試合に集中して楽しみたいと考えておりましたが、この『うちわ』を見つけて2001年を思い出し、少し不安が過っています(苦笑) まあ、この試合だけを思い返せば、興奮した思い出が大きいですけどね。

さて、2021年はどういった年になりますでしょうか?

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