【セレッソ】フロントに現実的に求めるモノ

今シーズンもJリーグアウォーズまでが終わり、残すは天皇杯のみとなりました。すでに天皇杯敗退済みの我がセレッソは、オフシーズン。そして、ちょっと悲しいニュース多い目で(苦笑)

ロティーナ退任から始まり、オンライン会見でのクルピ就任発表までのセレッソのドタバタ劇は、正直、決まってもうたものは仕方ないという印象をすでに持ってます。サポーターとしては、応援するのみというスタンスは持ってますし、また、個人的にはロティーナ退任は以下の記事にも書きましたが、

『消極的反対(不満もあった)』という立ち位置でしたので、気持ちの切り替えは比較的早くに出来たかな?と思います。

そんな所で、今回はタイトルの通り、これからフロント陣に『現実的に求めるモノ』を書いていこうかと思います。ちなみに、フロント批判をするよな内容ではありません。あくまで、前向きに。

[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]

フロントに求めるモノ

直近のオフシーズンの話にはなってしまいますが、個人的にフロントに求めるモノは、

戦力の維持

これに尽きるかな?と思ってます。本当に、この1点のみ。

現時点(2020年12月23日時点)で発表されてませんが、曜一朗と木本の名古屋移籍が決定しそうです。2人ともチーム生え抜き選手、とりわけ曜一朗はセレッソの象徴的な選手

ロティーナ退任に伴うセレッソのこのドタバタ劇が、現所属選手に対してどれだけの影響をもたらしているか?は分かりません。ただ、曜一朗、木本クラスの選手が移籍していこうとする事態を目の当たりにすると、サポーターとしては、どれだけの選手が残るのか?という不安感は相当あるのだと思います。

その不安感の先に見えるモノのは、チームが降格の憂き目にあう・・・ここですよね。それを防ぐためにも、戦力維持を求めたいと考えています。ありふれた内容ですが、本当に重要な部分です。

その重要性を再確認する上で、少し過去を振り返ってみます。

2001年、2006年の降格時

一時期、セレッソはジェットコースター・クラブと言われてました。その理由は、優勝争いした翌年に降格していたからです。

3回も同じような降格をしてしまいましたが、その内、2000年→2001年と2005年→2006年の2つを振り返ります。あくまで、個人的な意見ですが。

2001年

2000年、前後期制の1stシーズンでセレッソは最終節で逆転を許して2位。長居の悲劇と言われたやつですね。それでも、モリシ・アキの2枚看板が大活躍した素晴らしいシーズンでした。

ただ、その翌2001年にJ2降格。降格した要因として、

  • アキ:エスパニョール移籍
  • モリシ:2000年末のオーバートレーニング症候群発症で調子を落としていた

そんなところが挙げられるかと思います。とりわけ、アキの移籍は相当痛くて、代わりに補強した長身FW:岡山、盛田ではまるで代役になり切れずでした。

[土塔えんじ:いったん、CMです]

2006年

2005年、最終節を前にセレッソは1位。勝てば初優勝の最終節FC東京戦で、あの忌々しい今野wにアディショナルタイムでの同点ゴールを許して5位転落。

そして、翌2006年にJ2降格。本当に、2001年を見るかのような悪夢の再現でしたね。。。降格した要因として、

  • MF:ファビーニョ 移籍
  • MF:久藤清一 移籍
  • MF:下村東美 代表を意識して調子乗って暴走w

そんな所でした。最後は、あくまで個人的な見解です(笑)2005年の好調で調子乗らなかったら、下村東美はかなり良いところまで行ってたと思うのですけどね(笑)調子のいい時こそ調子に乗るな、良い言葉です。

余談はともかく、ファビーニョの推進力、ボールの溜め所としての久藤のテクニック、これらが無くなったのが本当に痛かった!久藤は本当に好きな選手だったので、凄い残念だった(上に、久藤が移籍したアビスパと共に降格)記憶があります。

監督1割、選手:9割

今年、風間さんがセレッソのアカデミーの技術員として来てくれましたが、風間さん曰く『監督が影響を与えるのは、多くて1割程度。それ以外は、選手の能力』というような内容のことを話していたのを覚えています。

個人的に、この降格した2001年、2006年を振り返ると、この言葉は凄く共感できる内容だなと感じています。前述のとおり、 2001年、2006年については、戦力の大幅ダウンが影響しての降格と、個人的には考えています。

付け加えますと、実はこの2年の監督は前年からの継続なんですよね。2000年→2001年:副島さん、2005年→2006年:コバさん。それぞれ、途中解任されてます。それ故、選手の質という部分が本当に重要になってくると思っています。

もし、仮に今年のロティーナ体制であっても、清武がいなかった場合を考えます。清武の代わりに清武の75%くらいの能力の選手が入っていたとしても、単純計算で8得点8アシスト → 6得点6アシスト。アウェー仙台戦の逆転ゴールや、ホーム湘南戦の試合終了前のCKアシスト、アウェー横浜Fマリノス戦の同点ループシュートとかもなかった可能性があるんですよね。そもそも、今年の清武の代わりを務めらる選手はなかなかいないですよね?

そういう意味でも、監督が有能でも選手の質が悪ければ、勝ち点は稼げない。そういった事実は、再認識する必要があるかな?と感じてます。

監督を決めたのなら

賛否(否がほとんど?w)はあるものの、監督は決まった。次は、戦力の維持。

平均年齢でも、セレッソはJリーグ屈指の高齢化になってます。戦力維持は、平均年齢を1歳上げるだけ。高齢化と共に、能力はやはり少しずつ落ちてくる可能性もある。(メディカルケアの進歩で、ベテラン選手の能力も落ちにくくなっている印象はあるので、30歳前後の選手だとほとんど心配してないですが、藤田の後釜はだいぶ気になりますね・・・)

それ故の若手育成の方針打ち出し。それはとても理解できます。ただ、やはり降格の可能性は1%でも減らしていって欲しい

今年のオフシーズンは、選手動向を例年以上に注目する必要があるな・・・と感じてます。可能であれば坂元クラス、願わくは清武クラス。そんな選手の獲得を楽しみにしておきます。(ヒゲカジ氏はこの辺は上手いような気がして、楽しみはありますが。)

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