【セレッソ】ガンバ戦:ブルーノメンデスのポジション取りの秀逸さ
セレッソ 3-1 ガンバ
@ヤンマースタジアム長居 2019年9月28日
まず、何より嬉しかったですね!!
個人的には、仕事で関東に居まして試合自体もリアルタイムでは見れてません(苦笑)こういう結果の時に限って(笑)とはいえ、ハイライト、および、DAZNの見逃し配信で見た感想など。
ひとしきり喜びましたので、冷静になっていきましょう。
[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]
最初の2得点が全て
今節のゴールは、3得点
- 久々、ブルーノ・メンデス!崩しも完璧でしたね。
- こちらは意外に今季初ゴール!ヨニッチ!
- 曜一朗の柔らかいクロスから、水沼!なんか変な足の当て方やったな(苦笑)
現在のセレッソは、とても安定したチームになってます。特に守備面では、リーグ最少失点(27節終了時点)。そんなチームに早い時間の2得点は、とてつもないアドバンテージでした。
結果論ですけど、最初の2得点で全てが決まってしまった感じでした。どなたかがTwitterで書かれてましたが、
こんなに安心して見られたダービーは過去無かった
本当にその通りだと思います。
1-2得点目で光るブルーノ・メンデスのポジション取り
今回、1得点目と2得点目のゴールのブルーノにスポットを当ててみます。ハイライト動画(Jリーグ公式から)です。
1点目は、0分22秒あたりから。2点目は、0分49秒あたりからです。ブルーノ・メンデスのポジション取りに注目してみるとかなり面白いです。
1点目(0分22秒~)
ブルーノ自らの得点シーンですが、曜一朗、丸橋とボールをつないでいる中、ブルーノはゴール前へ進出します。この入り方がとても秀逸。ガンバ 三浦弦太の動きと合わせて見ると分かり易いです。
ブルーノ、ずっと三浦の背後、死角に入り続けてるんですね。三浦もヘッドアップして首を振り続けてるんですけど、なかなかブルーノの位置を掴めてない。で、クロスが上がった時は、三浦からすると“時すでに遅し”。ブルーノはフリーでヘディングシュート!!
丸橋のクロス含め、完璧でしたね。
[土塔えんじ:いったん、CMです]
2点目(0分49秒~)
ヨニッチの得点なんですが、こちらもブルーノのポジション取りに注目です。
ブルーノが得点した直後のセットプレー、ブルーノは今度は三浦の前に入るのですね。最初にブルーノに得点を許しているだけに、三浦はブルーノに競りに行かざる終えない。ブルーノに競りに行く為、三浦は前へ出ます。
三浦の動きを見てると、ブルーノに競りに行った後、ボールの落下点を見誤っているのに気づいて修正するような無理な体勢になるのが分かります。ブルーノに完全に釣られてるんですよね。よく見ると、ついでに井手口も釣られてましたね(笑)
ブルーノが三浦、井手口を釣ってできた裏のスペースを、ヨニッチが易々と進入。綺麗なヘディングシュートを決めました。セットプレーとは言え、本当に綺麗な形で崩せましたね。ブルーノの個人技というよりかは、チーム戦術なんでしょうかね。
そうなると一番凄いのは、あのスペースに蹴り込んだソウザかもしれないですね~。あの精度、もっと称賛されてよいでしょ(笑)
喜ぶのはこの辺で。
自戒を込めて、こう書いときます。ダービー勝利の余韻が覚めてくると、ガンバが緩過ぎの面も否めないかな~と言う印象になってきてます。
3点目のガンバ藤春、、、曜一朗の滞空時間の長いクロスを、ボールが落ちて来るのを待って足でクリアしに行くとか、アホ以外の何物でもないw 本来、他チームの批判は書かないようにするのですが、あまりにアホ過ぎて、これだけは書きたかった(笑)
この試合、あくまで下位チームに勝っただけ。ここまで来たら、もう少し上を見て応援しましょう!