【セレッソ】浦項戦:セレッソを『うどん』に例える
セレッソ 0-1 浦項
2021.9.15 @ヨドコウ桜スタジアム (ACLベスト16)
悔しい敗戦・・・ではなくて、個人的には納得な敗戦。
正直ベースで言うと、得点差以上に差があった印象でしたね。アジアの壁もやはり高いな・・・と思わせられました。
そんな所で、試合を振り返りますか。
[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]
試合内容・雑感
●CKからの失点
これ、このブログで何回も書いているのですが、ニアで競り負けてゴール前にボールをこぼしての失点。数えてみると、今回で3回目の登場でした(苦笑)
1回目。
2回目。
本当に繰り返してますよね・・・書き飽きてきました(苦笑)
ちなみに、小菊さんに変わってから、CKの守備がめちゃめちゃ変わってます。クルピの時はゾーン、つまり選手は各自に割り当てられたエリアを守ってましたが、小菊さんになってからはゾーンとマンツーマンの併用。エリアを守る選手と、人をマークする選手を併用。
今回、このニアサイド側でストーン役:山田と、マンツーマンで相手選手に付いてた原川のポジションが被ってしまった印象はあります。それ故に、中途半端な競り合いになってしまった印象です。
また、もう少し補足で説明すると、ニアサイド側のストーンの置き方も特殊。
この失点シーンでは、前述の通り、山田が担ってました。山田がヘディングが弱い・・とは言いませんが、クルピ、強いてはロティーナの時代も、このニアサイド側のストーンはヘディングの一番強い選手(主にCB)が担ってたのですよね。
先に挙げた広島戦、湘南戦もそうですが、結局、このニアサイド側で弾き返すことが出来てないので、その裏、つまりゴール前にボールをこぼされて失点してるのですよね。ここの対応が、個人的に本当に不満。
小菊さんは、ヘディングの強い選手(主にCB)は、ゴール正面に集めるような感じです。素人の僕がどちらが良いとは言えませんが、以下の記事で挙げた個人的な観点から、
ニアサイド側にヘディングの強い選手を置くことの効果を考えると、どうも腑に落ちない守り方だったりします。
CKの失点が増えてる印象ですが、はっきり言ってしまえば、
ヨニッチが居なくなったから
と言えるかな?と思ってます(苦笑)このニアサイド側の強さがヨニッチは素晴らしく、それが4年続いてたので、今のセレッソの選手の物足りなさを痛感しているところではあります。
●先制を許してカウンター狙いされる
先制を許すと相手は引いてカウンター狙いで済むので、楽をさせてしまいますよね。
当たり前の事ですが、相手が引くとしっかりとブロックを作られるので、穴はなかなか開かなくなる。カウンター狙いだと攻撃の枚数も少ないので、そのブロックも大きくは崩してこない。故に、こちらのカウンター攻撃はほぼ発動できない。
こんな感じで、先制を許すとこちらのやりたい事が出来なくなってきますよね。ホームFC東京戦や、アウェイ鳥栖戦と嫌と言う程に経験してます。アジアレベルだと、更に苦しかったな・・・という印象でした。
=============
そんな所で本題。
タイトルの通り、
セレッソを『うどん』に例える
です。
ちなみに、予告通りです(笑)
『なご心』で昼飯。
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) September 11, 2021
うどん好きな僕にとっても、
圧倒的美味なうどんです。
堺市民のセレサポさんは是非!https://t.co/3i1zcOzrsN
うどんもセレッソも好きなので、
『セレッソ×うどん』
でブログ記事でも書いてみますw#うどん屋さん #なかもず#白鷺 pic.twitter.com/pueRwwYV1e
ふざけたタイトルですが(笑)割と真面目な内容になります。この試合の解説というよりかは、『僕自身のサッカー観を話す』・・・というような所にはなります。
良ければ、お付き合い下さい。
[土塔えんじ:いったん、CMです]
サッカーチームは『うどん』
セレッソをうどんに例える、としましたが、実際はサッカーチームを『うどん』に例える・・・という感じですね。
セレッソをうどんに例える前に、サッカーチームをうどんに例えると?そんな所から入っていこうかと思います。
サッカーチームを『うどん』に例えると?
サッカーチームをうどんに例えると、皆さんはどのように想像しますか?うどんの構成要素として、『麺』『お出汁』『具材』『薬味』など、色々とあるのですが、ここは『麺』と『お出汁』で例えて行こうかと思います。
個人的には、以下のように考えます。
- 麺: サッカー選手
- お出汁: 監督
ピンときますでしょうか(笑)?
『うどん』は麺がなくては『うどん』とは言えないですよね。当たり前ですが、『お出汁』だけでは『うどん』とは言えない。
これ、サッカーも同様で考えられます。『サッカーチーム』は『サッカー選手』がいて初めて試合が出来ます。当たり前ですが、『監督』だけでは『サッカーチーム』とは言えないですよね。
だから、サッカーチームをうどんで例えると、
- 麺: サッカー選手
- お出汁: 監督
となるわけです。
そして、当然ですが、『うどん』は麺が主役であるのは間違いないですよね。同じように、サッカーチームも、
サッカー選手が“主役”であるはず
と僕は考えています。
これは、個人的なサッカー観ですが、だから、このブログでは選手メインで記事を書くようにしていました。サッカーチームは、あくまでサッカー選手が主役。選手には『つるしこ麺』であって欲しいんです(笑)
サッカー選手が麺であるなら、監督はお出汁。お出汁と言えば・・・?
お出汁の役割と麺の関係性
『うどん』において、お出汁は味付けの方向性という事になりますよね。『かつお』や『こんぶ』でお出汁を取るのも良いですよね。変化球的に、『カレー』というのもまたオツなものです(笑)
ご想像の通り、うどんにおけるお出汁は、その美味しさを引き立たせるのに一役買ってくれます。ただ、味付けの方向性が間違えば、当然、麺が美味しくても不味くなってしまう。そこも当然ですよね。
サッカーチームに例えると・・・、もう多くを説明するまでもないと思いますが(苦笑)監督、言ってしまうと、監督のもつシステム論・戦術論というところになってくるのだと思います。
そこの良し悪しで、チームの方向性も決まってくる。
ただ、うどんは麺が極上であれば生醤油だけでかなり美味しく頂けたりしますよね?それ故に、そのままサッカーチームで言うなら、
選手が極上であれば、簡単な方向性だけでも強くなれる
と思ってます。かなり極論になりますが、ヨーロッパの強豪チームはだから大金を叩いて大物選手を獲得していくのだと。
これらを踏まえて、もう一回書いておきます。
選手には『つるしこ麺』であって欲しい
これが僕のサッカー観です。
======================
何となく、僕のサッカー観は伝わりましたでしょうか(笑)?そんな所で、ようやくセレッソをうどんに例えていきます。
セレッソで例えます。
ようやく、セレッソの出番(笑)うどんに例えた場合のセレッソはどうでしょうか?
麺は極上つるしこ麺ですか?
と言った所ですよね。あくまで、選手目線のブログとして、麺を見ていきたいですかね。
個人的に20年以上、セレッソを選手中心で見てきてますが、ここ数年のセレッソの麺は『お出汁で誤魔化されてきてた』という印象があります。
特に顕著だったのが、『ロティーナ』という極上のお出汁を作る職人が居た時。麺は、そのお出汁の極上の味に乗っかってただけの印象でした。麺に張りがなくても、美味しく頂けるうどんにはなっていたと思います。
そして、極上のお出汁職人『ロティーナ』が居なくなった後、生醤油だけの『クルピ』が現れて、『麺の張りのなさ』が顕著に表れた印象でした。
お出汁は、うどんを美味しく頂く上で確かに重要です。でも、うどんは麺が主役ということを忘れて、お出汁の極上の味に頼り過ぎていなかったか?という所。麺のこしがもっと出るようにしっかり打てよと。生醤油だけでも、美味しくなれよ!と。
個人的には、ずっとこの部分を見ていきたいと思っています。
浦項戦をもう一度
うどん例えは、この辺でw 少し今日の試合を振り返ります。
Twitterのタイムラインを眺めると、播戸の解説に賛否を見かけました。ただ、僕は播戸の言っていることはズバリだと思う派です。選手個々の所で負けてましたよね。
『出る杭は打たれるリーグ』のJリーグ戦と違い、ACLは個人の能力値の差がもろに出るんですよね。以下の記事で書きましたが、
相手の手の内が読みにくい、映像の情報があっても肌感覚までは分からない。それ故に、個人の能力値がものを言う事になる。昨年、神戸がベスト4まで勝ち残りましたが、神戸の選手の能力値を考えると妥当な結果だったと思います。
そこを照らし合わせて今日の試合、パスやトラップの質、1vs1の球際の強さ等、播戸の言うようにほとんどの局面でセレッソの選手は負けてましたと思います。
浦項のパラシオスに、いったい何回突破されたでしょうか(苦笑)?あそこで、1vs1の突破を許すと、システム論で言うとカバーで人をスライドせざる終えず、結果、どこかのエリアで薄くなる。選手の能力値の差がもろに出るACLの試合だったからこそ、浦項の選手と比べて、セレッソの選手の差をより痛感してました。
(逆に、乾がボールを持った時に期待感が出たのも、乾の能力値が高い証明)
では・・・
この差を埋めるのに、『戦術論(お出汁)』に頼りますか?それとも、『選手(麺)』を強くしますか?
個人的には、サッカーはあくまで選手が主役だと思っています。『選手(麺)を強くしたい』という所ですね。
戦術論と言えど、それを遂行するのは選手です。例えば、
- 『状況Aの時は、戦術Aを実行しましょう』
- 『状況Bの時は、戦術Bを実行しましょう』
といった戦術があった場合、出くわした場面が状況Aなのか?状況Bなのか?を判断しているのは選手なんですね。当然、その判断に基づいて戦術Aか戦術Bを実行するのも選手。
戦術を実行するのにも、そこに選手の判断とプレーが必要になる。当然ですが、そこに選手の判断・プレーの質が求められてきます。こんな感じで、個人的に戦術論を語ったとして、結局、選手の質の所に行きつくのですよね(笑)だから、選手を中心に見ています。
ただ、そこは人それぞれのサッカー観があると思います。そもそも論で、サッカーチームを『うどん』ではなく『ラーメン』に例えると、より『スープの味』が重要になってくると思いますしね(笑)でも、僕はうどん派ですw ラーメンを食べるのは大好きですがw
今回、僕のサッカー観について話してみました。あくまで、僕の持つサッカー観、サッカーの楽しみ方ですので、他の方のサッカー観を否定するつもりもありません。サッカーの楽しみ方なんて、千差万別ですからね。
ただ、個人的に他の方のサッカー観は興味があります。よろしければ、Twitter(dotou_eng_crz)上で、皆様が持たれてるサッカー観についてコメントを頂けると嬉しいです。
うどんを紹介する。
これだけ、うどん、うどん、言うてきましたので、最後は軽くお勧めのうどんを紹介します(笑)
●水沢うどん
セレサポ:ひではちさん(@hide_cerezo)が開設されました『Supportnik』で、一番最初に僕が紹介した『うどん』です。
ザスパクサツ群馬のホーム:『正田醤油スタジアム群馬』から車で30分程度言った所に、『水沢うどん街道』というのがあり、そこのうどんがめちゃくちゃ美味しいです。
讃岐うどんがおやつ感覚で食べられるうどんなら、水沢うどんは高級料理的なイメージで上品さがあります。マイタケの天ぷらと一緒に食べるのが最強。
●ピンクの麺ですw
『ブルーの麺です』に対抗して、我が家で食べたピンクの麺ですw
実は、梅うどん。和歌山の名産です。さっぱりしてて、美味しいですよ。
●セレサポさんも御用達:なご心
最近、Twitterで紹介したのですが、堺にある名店です。
最近、相互フォローして頂いてるセレサポさんも通われてる事が判明。この美味しいうどんを食べた喜びを、セレサポさんと共有できたことに歓喜してましたw
●どとうぜにや
僕のハンドルネーム:『土塔えんじ』は、『堺市の“土塔”町にすむ“エンジ”ニア』というのが由来です(笑)そして、我が町:土塔町にも、うどんの名店があります。
このお店も、かなりの美味なのですが、ボリューム注意ですw
そんな所で、レヴュー記事なのか、うどん紹介なのかよく分からない記事でしたw そんな記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました(笑)