【セレッソ】 2019年シーズンを占ってみる
本サイトのトップページに、セレッソ大阪(キンチョウスタジアム)の写真を入れたのにも関わらず、いままでセレッソについての記事が無かった。。。(苦笑)だもんで、2019年シーズンを占ってみます。
[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]
やっぱり蛍抜けの穴をどう埋めるかがカギ
2019年を占ううえで、一番重要なポイントは、やっぱり山口蛍の抜けた穴でしょう。蛍の神戸への移籍、、、2019年開幕前に来ても、未だ心の隙間が埋められてない感ありです(苦笑)
2018年は、リーグ4位の失点数。得点が取れない割に7位に入れたのは、GK+DF陣とボランチ陣の踏ん張りがあったからこそ。GK+DF陣はそのままメンバーが残ったとはいえ、その前でフィルターを掛けてた蛍が居なくなってどれだけ耐えられるか?
そんな選手が抜けた穴をどう埋めましょうか?考えられるのは以下のどちらか。
- 他の選手をそのまま当てはめる。
- チームとしてのやり方を変える。
まあ、誰しもが考える手法なんですけど、この2つを僕なりに想像します。
1.他の選手をそのまま当てはめる。
新加入選手と以前から在籍している選手で、蛍のポジション、つまりはボランチの選手は以下。
・5.藤田 直之(新規加入)
・6.レアンドロ デサバト(新規加入)
・25.奥埜 博亮(新規加入)
・26.秋山 大地
・38.西本 雅崇
・39.丸岡 満(レンタルバック)
藤田、レアンドロ、奥埜、、、蛍の代役候補としてこれだけの枚数を補強するのは、チーム幹部的にも不安の現れなんやろうな・・・と感じます。
ただ、個人的に正直、補強した選手達のプレーをよく知らない(苦笑)助っ人外国人のレアンドロは別として、昨年まで、
セレッソには山口蛍がいる!
だったので、他チームのボランチの選手を注視してなかった。。。(苦笑)まあ、セレッソ以外のチームの試合は、集中して見てないってのもありますけど。
今年も残ってくれたソウザを主軸とすると、彼らに期待するのは、蛍の去年までの役割:ソウザのフォローをすること。そういった部分を考えると、取り分け、元日本代表でもある藤田に期待が集まるところなんでしょうかね。
少なくとも誰かが結果を出さないと、とんでもないことになりそうな予感もありますね。逆に、すんなりハマれば、守備陣は問題ないと判断できるのだけどね。
[土塔えんじ:いったん、CMです]
2.チームとしてのやり方を変える。
セレッソは、今年からロティーナ監督を迎えてます。去年までヴェルディの監督をしてましたが、ヴェルディの選手達のコメントから、この監督の評価がすこぶる高かったのは好印象で、期待ができるのかな?と感じます。
良い監督の条件というのは、個人的には、
引き出しが多いこと
なんだと思っています。
セレッソのレジェンド監督といえば、レヴィークルピが有名ですよね。お隣の監督をして、ミソが付きましたが・・(苦笑)でも、やはりいい思い出が多いですし、個人的にはレヴィーが最高の監督だと思ってます。それは、引き出しが多かったから。
思い出してみると、1人の監督で色々なサッカーを楽しませてもらった。
●1期目(1997年):
前線からのハイプレス主体のサッカー
●2期目初期(2007-09年):
香川ー乾の技術とスピードを生かした、ハーフカウンターサッカー
●2期目後期(2010-11年):
家長、清武、乾、倉田のシャドーに、丸橋、シャケの技術力の高いSBを使ったコンビネーション主体のサッカー
●3期目(2012-13年):
曜一朗のスピードと扇原のロングパスを生かしたカウンターサッカー
レヴィーは、いろんなサッカーを繰り出しても、それなりの成績を残してきました。特に1期目、選手層が超薄い中、躍動感あふれるサッカーをしてたのが印象的で、10年後に監督になる際も『クルピなら大丈夫』と安心したのを覚えてます。それだけに、隣の監督をしてミソがついたのが残念でならない・・・(苦笑)
去年のユンさんは?
ユンさんも、レジェンド監督という所になるのだと思うのだけど、引き出しが少なかった印象。勝つときも負ける時も同じ形。4バック → 3バックにしたこともあったけど、FWにボールを当てることから始まる攻撃の形は同じだった。
去年1年は、W杯の変則日程+ACLのダブルパンチの過密日程。その上で、7位は優秀な数字だと思うのだけど、サッカーに閉塞感がずっと漂っていた印象だった。監督交代というカードを切ったフロントの判断は、個人的には評価したいかな。(ただ、ユンさんとは円満な別れであって欲しいと思います。)
ロティーナが、人に合わせてやり方を変えられる優れた監督であることを祈ります。なんとか、蛍の抜けた穴をカバーしてください(苦笑)
健勇の移籍
健勇については、個人的にそこまで痛いとは思ってないですかね。
健勇は、2017年で得点王に後一歩というところまできてました。自分からフリースペースに突っ走って、ボールを呼び込んでたのが、その要因だと思っています。
ただ、2018年には王様に戻ってしまってましたね。呼び込むのを辞めて、真ん中でボールを待っているだけ。ボールを受けると、能力は高いので、相手をかわしてシュートまでは持っていくのだけど枠を外す。あるいは相手をかわすことでコースが限定されてGKに弾かれるの繰り返し。
本当にね、17年の健勇に戻るには、セレッソにいてはダメなんだと思う。自分の特徴を知っているメンバーが周りにいるので、自分は王様で居られる。そういう意味で、移籍はセレッソにとっても健勇にとっても良かったんではないですかね?
健勇も高校時代から見ていただけに、親心のような気持ちでそう感じます。応援したいですね。
・・・ってか、健勇の移籍の文章は、まったくセレッソの2019年を占ってなかった。。。
得点力不足、曜一朗・ブルーノに期待ですね。
ひそかに、中島元彦にも期待しています。J3では、ボランチとFW兼任で7得点。FW専任であればもっと点数を取っていただろうと思っています。シュートがとにかく上手い。夏頃までにトップチームに上がってきてほしいですな。
ちなみに都倉は、そんなに好きな選手じゃなくて・・・(苦笑)手のひら返す準備だけは怠らないようにしておきますけど(笑)
やっぱり楽しみ
開幕前、やっぱり楽しみですよね。子供が産まれてから、スタジアムへ行く回数が減っているのですが、今年はなんとか子供もつれていきたいですね。
なんだかんだ、J開幕の高揚感は出てきてます。やっぱり楽しみ!