【サッカー】語られる事が少ない海外移籍成功の秘訣
久々にサッカー関係の記事でも。
最近、セレッソの試合を見ていると子供(2歳8ヵ月)が『遊ぼ!遊ぼ!』と誘ってきて、嬉しいかな悲しいかな試合観戦を集中して出来てません(苦笑)セレッソ好調だから、見たいんやけど・・・うーん(苦笑)
[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]
一方で、サッカー系ニュースはネットで追っていますが、今年の夏は例年以上に海外移籍をする選手が多い印象です。久保建英:FC東京→レアルマドリード、安部裕葵:鹿島→バルセロナとか、一昔前からして考えられないような移籍もあったり。日本サッカー界から見ると、とても良い傾向なんだと思います。
そんな海外移籍をした選手が成功するか?しないか?と言うところはファンが気になる所。今回、サッカー(テクニックや戦術要素)以外の面で、海外移籍成功のために必要な秘訣を検討してみます。
ズバリ!生活面がめんどい。
少し前の記事に書いたのですが、僕は仕事でドイツに3か月間生活したことがあります。海外で生活すると、旅行では気付かない部分が多く目につきます。
僕が海外出張当初、本当に生活面に大きく苦労しました。例を挙げてみます。
- 外食
- スーパーで物を買うこと
詳細を見ていきましょうか。
外食
僕は料理が得意ではありません。ってか、ほぼ出来ないです。
ドイツに行く前は『外食すればええわ~』位に考えていたのですが、いざ外食しようとしてみると・・・メニューが英語でなくドイツ語で書かれていて読めない(苦笑) まあ、ドイツ語が読めたとして、どういった料理が出てくるか?感覚で分かるまではなかなか難しいです。
僕の場合、同僚がドイツ語を喋れましたので生活に慣れるまではフォローしてくれましたが、初っ端から1人だった場合、相当苦労するだろうな・・と感じました。
スーパーで物を買うこと
外食に飽きて、自炊を頑張って始めよう!と思いスーパーに買い物に行きましたが、日本とは少しルールが違い戸惑います。
[土塔えんじ:いったん、CMです]
一番、僕を悩ませたのが、野菜の秤売り。それを買うのに、必要な分の野菜を自分で秤にかけて、その重さに対する価格のバーコードを自分で発行する・・という、なかなか日本でお目にかけない作業をして買い物をしてました。ドイツ語を話せても、どう確認したら良いか?よく分からんレベルかと。本当に、同僚に教えてもらえないとろくに野菜も買えなかった(苦笑)
また、以前の記事でも書きましたが、レジ袋が貰えなくて『テューテビッテ!』と店員に言わんとだめです(笑)
日本の当たり前が通用しない
上の例で、外食とスーパーでの買い物を書きましたが、その他にもありました。
- 電車やバスは、どうやって乗るか知ってますか?
- 場所によっては、トイレでチップを払わないといけないって知ってました?
- 日曜日は、ほとんどの店が休みで買い物が出来ないです。コンビニも24時間開いてませんよ。
まあ、もう15年も前の話なので変わっているかも?ですが、日本と色々違っています。こういう、海外で生活してみないと分からないストレスがたくさんあるんですね。
多分、どこの国に行ってもそうだとおもうのですが、日本の当たり前が通用しないのですね。こういうストレスって、ボディーブローのように効いてきます。
僕は3ヵ月しか経験してないですが、期間が長くなると更に困難が直面すると思います。少し思いめぐらせるだけでも、病気になった時とかどうすれば良いのだろう?とか不安が出てきます。
海外で成功する人=これらを楽しめる人
かなり前置きが長くなりましたが、まとめです。
サッカー選手が海外で成功する秘訣は、世間一般に『言葉が話せること』と言われます。これは勿論、重要なことで、言葉が話せると僕が経験した困難はある程度、避けられると思います。ただ、言葉を話せたとしても、日本の当たり前が通用しない・・というストレスは間違いなく出てきます。
そういう意味で、プロサッカー選手とビジネスマンを同列で語ってしまいますが(苦笑)、海外で成功する人というのは本業でその能力が通用するのは勿論、
これら目に見えにくいストレスを楽しめる人
なんだと思います。それらをチャレンジして、どんどん自分に取り込んでい行けるような人。単純にサッカーの能力が高いだけでは恐らく通用しなくて、そういうストレスも楽しめる人でないと、ストレスで本業にも影響が出てくると思います。
長谷部なんかは、言葉が喋れない時に半ば強引にカフェに突入していった・・・とかエピソードありますよね。言葉を覚えるエピソードで語られますが、『カフェでお茶するのに、何をしないといけないか?』を体験できるのですよね。そういう姿勢が重要だと思います。
このサイトがサッカー選手に見られることはないと思いますが(苦笑)、海外でチャレンジする選手を陰ながら応援したいと思います。