【セレッソ】 神戸戦にみる、ロティーナの守り方ってこんな感じ?
セレッソ 1-0 ヴィッセル神戸
@ヤンマー 2019年2月22日
あくまで子育てブログというスタンスでこのサイトを立ち上げたので、記事内容をあまりセレッソセレッソさせるつもりはないのですが、連続でのセレッソネタの投稿。いや、それほどこの勝利は嬉しかったのですよね(笑)
【えんじ注目】 ロティーナのサッカーって?
新監督:ロティーナさんがどんなサッカーをするか?に注目してました。ヴェルディ時代のサッカーを多く見たわけではなく、ただ、ヴェルディの選手からの評価はすこぶる高い。興味津々ですよね。
そんなロティーナ・サッカーを評する1ワードで多く見たのが、以下のワード。
ポジショナルプレー
・・・いや、ポジショナルプレーって何? 最近のサッカーシーンでは、横文字多くてたまにイラつくw
[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]
そんなワードが出てきた時の個人的なサッカーの楽しみ方として、
- 実際にプレーを見て(テレビ含む)
- パターン化された戦術を見つける。戦術は、チーム全体、2-3人のグループ、個人レベル位に区分する。
- ワードと引っ掛け、自分なりにその戦術の狙いを理解する。
- 一応、試合後の選手・監督のコメントで答え合わせをする。
というような事をやっています。まあ、自己満足で完結するような感じですw そんな僕が見たロティーナのサッカーの特徴とは?
相手のパス出した所、セレッソの選手しか居なくね?
この表題の感想、セレッソ寄りで試合を見ていた方々でこう感じられた方も多かったのではないですかね?
セレッソのプレスが上手く掛かった後、プレスを受けた相手選手が苦し紛れにパスを出した所には、セレッソの選手しかいないというパターン。しかも、セレッソの選手は3人くらい居る(笑)こういうシーン、前半だけで3回ほど見ました。
これ、見ていてすごい不思議に感じました。いや、違和感に近い。
苦し紛れとは言え味方にパスを出したはずなのに、パスが出た所には相手しかいない。しかも、3人も居た(苦笑)そんなはずはない。。。相手選手からするとこんな感じなんでは?
これが、正しくロティーナの狙いなんではないかな?と思いました。
普通、サッカーの守備って、、、
一応、僕自身もサッカー経験者です。DFでした。もう、4半世紀も前wの話ですけど、守備の基本は以下のように教わった。
[土塔えんじ:いったん、CMです]
- ボールとゴールの間に、自分の体を入れてブロックする。
- 相手とゴールの間に、自分の体を入れてマークする。
前者はゴール前で壁を作る、後者は相手を通せんぼする、プラス、マークする相手に裏を取られないよう視野に入れる。4半世紀前wと言えど、現代サッカーの1局面においては通じるセオリー。特に前者が完璧にできれば、物理学的に失点はしない(完璧には出来ないからゴールは生れるのですけどね)。
ハイプレス戦術が流行った時の前線からのプレスの掛け方が、正にこのセオリー通りのポジショニング。相手に壁を作って裏を取られないようにプレスに行き、その繰り返しで相手を追い込み、球際で相手に競り勝ってボールを奪うという戦術。
このハイプレスの時も、相手は苦し紛れにパスを出すのですが、そのパスの出先では味方と敵が同数で競り合う形になる場合が多い。相手にパスが渡ったとしても、相手は1人。
この考えが基本として頭にあるので、この試合の『相手のパス出した所、セレッソの選手しか居なくね?』のシーンに違和感を覚えたのですね。
ロティーナのポジショナルプレー(の1つ?)
この違和感をひも解くと、セレッソのプレスに続く2ー3人目のポジショニングが良いのだと思う。
というよりかは、今までの『相手に壁を作って裏を取られないようにプレスに行くを繰り返す』為のポジショニングという概念ではなく、2-3人目はパスがこぼれてくるポジションを予測してポジショニングをしているのだと感じます。そうでないと、この違和感が説明できない。
いや、個人的にはとても新鮮に感じましたね。相手のパスを乱れさせた後のポジションの取り方、という表現が近いニュアンスでしょうか。
これが正しいかどうかは分かりませんけど(苦笑)もう数試合重ねると、また新しい発見があるかも知れない。そう感じさせる楽しみがありますね。
こういうプレーを以前から実践していたセレッソ選手
ちなみに・・・ですけど、曜一朗は、個人戦術レベルで以前からこういうポジショニングをしていました。
曜一朗の守備は、以前からこんな感じ。
取れるときは100%行く、取れないときは全然行かない。
セレッソサポーターの方であれば曜一朗のパスカットの多さはよくご存じかと思いますが、ほとんどの場合が個人の戦術眼によるポジショニングでパスカットしていた印象です。去年か一昨年かのホーム鳥栖戦、相手CBのトラップミスを予測してボールカットしゴールを奪ったシーンは、まさにこういったポジショニングから生まれたゴールでした。
ただ、一方で日本人が大好きな前線でボールを追い回す、、、というようなことはほとんどしない。
こういうプレーヤー、監督レベルでも好き嫌いはあると思いますね。ただ、ロティーナは好きだと思います。それ故に、曜一朗が言い訳が出来ないスタイルだと思う。
昨年、曜一朗についてはあることないこと色々言われとりましたが、今年の結果で見返してほしいですね。
最後に ヴィッセル神戸2019 を少し
イニエスタとか、ヴィジャとか、ポドルスキーだとか。凄いメンバーを揃えたモノですね。蛍まで持っていきやがってね(苦笑)
ただ、間違いなく言えることは、他チームの妬み嫉みwはそうとうなモノです(笑)それだけに、対戦相手は相当な準備を行い試合に臨むんですよね。
ヴィッセルが勝つことを願っているのは、サポーターと一部のにわかファンだけ。Jサポーターの大半は、負けることを願っていると思います。ヴィッセルが負けると、ホンマに良い笑いモンですからね。
そんな状況下で、勝つことが如何に難しいか?一年間、苦しんでくださいな。
・・・2014年は、セレッソサポーターは苦しかったんですよね。。。。(苦笑) セレッソはフォルラン1人でしたけど、ヴィッセルは3人ですからね。。。(苦笑)
それでも、フォルランのプレーを生で多く見られて幸せでしたけどね。
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