【経験則】海外旅行より海外生活!海外で生活することで見えるもの

3ヶ月だけの海外出張を経験したことは、前にも投稿しました。英語もろくに話せない中でのことでしたが、この経験は人生の中でもとても大きなものになってます。

 

一番良かったなと思う所は、海外で生活できたことです。

 

海外で生活をすれば、その国の社会基盤が見えてきます。その国の社会基盤を知れば、日本と比較することが出来るのですね。日本の当たり前がとても重要なことだったんだな~と思うこともあれば、この面はこの国の方が便利やな~とか、そんな思考が働きます。
 

[土塔えんじ:ご覧の提供でお送りします]


 

日本に居るだけでは、広げることが出来ない知見かと思います。また、何度か海外旅行もしてますが、旅行で見聞きはできても体験するのはなかなか難しい部分。

 

僕はドイツで3ヶ月間、生活させてもらえたわけですが、やはり日本より良い部分も多く目に付きました。特にエコの部分。ドイツ所長の奥さんもそうですけど、エコに対する仕組みが素晴らしい。

 

一例を挙げてみます。
※僕がドイツ出張中の2004年に学んだことです。
今現在だと、内容が変わってる可能性があります。

 

ペットボトルの回収

ドイツでは、ペットボトル飲料水がちょっと高めです。なぜなら、そこに税金(デポジット)が掛かってるからです。
 

[土塔えんじ:いったん、CMです]


 

で、スーパーとかにペットボトル回収器があって、そこに投入すると割引券が貰えるのです。それを使うことで、デポジットが返ってくるという仕組みなんですね。

(デポジットが掛かって少し割高なので、ペットボトル飲料の購入を抑えるような狙いもあるようです。)

 

これって、とても無理のないペットボトル回収になるな~と感じました。本当に考えられた案。

 

で、回収器の設置は、確かペットボトル製造業者だったように記憶してます。その業者に設置を義務付けてるのが行政。ペットボトルを回収器に持って行かないと消費者は損をする。そんな流れで、誰かがどこかで責任を負うことでうまくサイクルを回している。

 

もちろん、この手法については、消費者・製造業者の反対もあったけど、それを押し切って施行したのが行政。リーダーシップを発揮できる行政はカッコよいですよね。

 

対して、日本は『みんなが協力してペットボトルの回収に努めましょう』なスタイルなんですよね。消費者・行政・製造業者、ともに責任を折半するような感じ。

 

ただ、痛みを伴わない。ゴミを出しても消費者は痛くはない。製造業者もついつい作り過ぎてしまう。消費者・製造業者の反対もないので、行政も楽。結果、ゴミが減る気配が出てこない、、、

 

それで良いのか?日本w

 
こんな感じで、日本と他国を比較できてるととても勉強になります。海外旅行ではなく、海外で生活すること。知見を広げる意味でとても重要なことかと感じます。

 

 

我が子への言葉

海外で長期滞在できるチャンスがあるなら、是非、行ってみて生活してみよう!
 

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